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280 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/03/01(日) 01 24 06 ID mi8zKsY2 こんばんわ。鎮守府慰安労働のものです。 まだ書きたい艦娘がいたので勝手に設定を拡大して書こうかなと。 設定が半分ぐらいごっちゃ+若干ブラックな背景がありますが、展開は暗くならない予定です では投下します 281 名前:鎮守府慰安遠征[sage] 投稿日:2015/03/01(日) 01 24 58 ID mi8zKsY2 今しばらく鎮守府での慰安労働を申付けられてから、数日が経った頃。 以前まで慰安労働を行っていた鎮守府から離れ、東は別の鎮守府に足を運んでいた。 輸送船に乗っておよそ半日、海に揺られて到着した鎮守府での遠征慰安労働に赴いている。 東は輸送船に揺られている間も、鎮守府に足を踏み入れてからも同じことを考えていた。 それは鎮守府を出る際、提督に言われた一言についてだった。 『東。これから赴く鎮守府での現状は、ちょっとアンタには厳しいかもしれない』 『それはまた、いったいどういうことです? 仕事がきついとか?』 『……全ての鎮守府が、ここみたいに潤沢に資材を回しているわけじゃない。 思うところはたくさんあるだろう、文句を言いたくなるところもたくさんあるだろう。 帰ってきたら全部聞いてやる、だから今だけは何も言わずに向かってくれ』 『はぁ……まぁいいですけど』 普段からおちゃめな部分や、冗談めいたことを多く口にする提督である。 そんな提督が恐ろしく真面目な顔、真面目な口調で口にした言葉だった。 言葉の重みを感じ取っていたからこそ、頭からその言葉が抜けなかったのだ。 ほとんど期間すら告げられないままだったが、提督を信じて東は鎮守府を離れていた。 そして今、東は自分自身に割り振られた部屋に荷物を置き、早々に仕事を任されている。 割り振られた部屋は、以前の鎮守府で使っていた部屋とほとんど差は感じられない。 一安心した東は、仕事場と称された寮棟に似た建物に足を運ぶ。 しかしその外観に、思わず寒気にも似た感覚が背筋を走るのを確かに感じていた。 「何でこの建物、窓がないんだ?」 目の前に建っている建物は、高さこそそれほどではないものの小さい建物ではない。 特に長さに至ってはなかなかのもので、前の鎮守府と比べても遜色なかった。 それにもかかわらず、建物から漏れてくる生活感の代名詞である灯りが見当たらない。 ただ真っ黒で巨大な塊が目の前にそびえ立っているだけ。 一抹の不安を抱きながらも、東は自分自身に任された仕事場に向かう。 建物に入った東が目にしたのは、やはり予想だにしない光景だった。 屋内には照明こそ提げられていたものの、十分とは言い難い薄暗い灯りである。 短い間隔で提げられた豆電球が点々としており、満足に視界が利かなかった。 同じように等間隔で並ぶドアには番号札があり、まさに寮といった様子である。 真っ暗よりも一段と薄気味の悪い薄暗く、任される仕事内容にも不安が募った。 やがて10の番号札が掛かっている扉を開き、東は仕事場を目の当たりにする。 部屋には作りそのものが簡素ながらも、大きさは申し分ないベッドが置かれていた。 ベッドを含めても部屋は広く、廊下のものより遥かに明るい照明が提がっている。 やはりというか何というか、ぐるりと壁を見渡しても窓らしきものはついていない。 代わりに東の目を引いたのは曇りガラスで遮られた、もう一つの空間だった。 「そして何で風呂がついているのか……窓が先じゃないのか」 ため息と共に東の口から飛び出した言葉ももっともだった。 大きめのベッドだけが備え付けられており、部屋どころか建物全体に窓がない。 しかし全体だけで十畳は軽くありそうな浴室と様々な備品が備えられている。 大人二人は余裕をもって入れそうなほど大きな浴槽まであった。 徐々に東の中で、自分がいる場所が普通ではないということが分かり始める。 その時、部屋のドアが開き、入室してきた少女の声が耳に届く。 「あれ? ここ私の部屋なんだけど……あぁ、あなたがお手伝いの人?」 「川内か、俺が派遣された手伝いの東だけどって、なんだその恰好!?」 「あぁ、これ? 平気だって、むしろ何も聞かされてないの?」 「少なくとも今の光景に関しては何も聞いてない!」 取り乱した東の様子に、逆に驚いて目を丸くしたのは川内型軽巡洋艦1番艦、川内だった。 改二の服ではなく、川内型が揃って身に付ける橙色の上着と黒いスカートを穿いている。 そこまでは何ら普通の川内であり、特に変わったところもなかった。 しかし東が驚いたのは、頭から衣服までべっとりと汚している白濁液だった。 服に泥が撥ねてしまったなどと生易しいものではない。 見ている東が思わず引いてしまい、部屋に立ち込める生臭さに表情を歪めてしまっていた。 左右に結われた黒髪には、隙間もないほど白濁液があちこちに絡みついている。 上着やスカートは元の色が分からなくなるほど、大量の白濁液で汚されていた。 顔も洗顔を終えた直後のような濡れ方を、白濁液でしていて真っ白に染まっている。 いったい何人の男を相手にしたのか考えるのも億劫なほどだった。 それでも川内自身が特に気に留めていないのが、なおのこと東を驚かせる。 「まあいいや。とりあえず身体洗うの手伝ってよ、べっとべとなんだ~」 「おい川内! お前、今、自分がどんな格好してるのか分かってるのか!?」 「うん、分かってるよ。男の人の精液にまみれてる、だから身体洗いたいの」 「……俺も役目は果たす、だからこの鎮守府で何が行われているのか教えてくれないか?」 「別にいいよ? じゃあ決まりだね、一緒にお風呂入ろうよ」 川内は言うが早いか、手慣れた様子でクローゼットの中から手拭いを取り出した。 そのうちの1枚を東に手渡すと、東を気に掛ける様子もなく靴下を脱ぎ始める。 黒のニーソックスだが、おびただしい量の白濁液が糸を引く様がどうにもおぞましい。 しかし東の目に入ったのはそんなものではなく、ニーソックスの状態だった。 「随分破れてるな。その服の替えはないのか?」 「ああ、これね。最近そういうお客さんが多くてさ、服の替えにも困ってるんだよ」 「そういうお客さん?」 「今はこの服着てるけど本当は改二なんだよ、私」 「じゃあ改二の服はどうしたんだ?」 「お客さんに破られちゃった。服を破る方が興奮するんだとか言われちゃってさ」 落ち込むような様子はないが、どこか投げやりな口調で続けながら川内は服を脱いでいく。 仕事で来ている以上は川内を手伝わなければならないのだろう。 慌てて背中を向けながら東も服を脱ぎ、腰に手拭いを巻いて準備を始めた。 同時に自分がいる場所が何をしているのかを知りながらも、理解が追い付かないでいる。 白濁液に身を染めた川内に、客に自分の服を破られたという証言。 艦娘にとって栄誉であろうはずの改二の服も破られ、かつて身を包んでいた服を着ている。 鎮守府と銘打っていたはずの、今の自分がいる場所の本当の姿が何なのか。 そんなことを考えながらも、今は先に浴室に入った川内の背中を追うしかない。 「じゃあ先にシャワーをお願いしようかな、手伝って」 「ああ……って、何でビニールマットがあるんだ?」 「そういうお店だってば。ま、ここは艦娘の休憩室だからお客さんは来ないけどね」 「はぁ~、頭痛くなってきた」 「いいのいいの、じゃあお願いしま~す」 頭を抱える東をよそに、川内はあまりにも無防備にビニールマットにうつ伏せになった。 当然川内は裸だが、鼻歌交じりに左右に小首をかしげているあたり全く気に留めていない。 気にしている自分がおかしいと錯覚しそうになる状況下に、東の口からため息が漏れる。 任された仕事を放棄することもできず、手に持っていた手拭いで川内の尻を隠す。 そしてスポンジに石鹸を泡立て、いざ川内の背中から洗おうとしたその時だった。 「ちょっと、いきなり何しようとしてるの?」 「え? 身体を洗おうとしてるんだが、何かおかしいことしたか?」 「あのね、スポンジでごしごしやるのは後だよ、きちんとシャワーで一通り流してから。 キミ、私の肌に精液すり込む気でいたの?」 「それは悪いことをした。先にシャワーにするよ」 「よろしくね~」 東はスポンジをタイルの上に置き、シャワーで川内の身体についた精液を洗い流していく。 勢いで流していくのではなく、川内の背中に湯を溜めて一度精液を浮かせては洗い流す。 それから手で肌をなぞるように湯を流し、川内の肌は持ち前の艶を取り戻していく。 しかし精液の感触にどうしても慣れず、東は手を止めずに口を開いた。 「川内。何が行われてるのかは大体わかったが、どうしてこんなことをしてるんだ?」 「あ~、話すって言ったっけ~、そうだね~、ここはね~、あ~、気持ちいいな~」 「蕩けてないで話してくれ、やめちゃうぞ?」 「あ~、ごめん。ここは風俗、それも割と幅の広いね」 「風俗? 艦娘がわざわざ風俗の営業に手を貸してるってこと?」 「ちょっと違うね。ある程度流れてきたら石鹸で洗ってもらっていい?」 東は先ほど泡立てたスポンジを手に取る。 ほとんど精液の流れた背中を洗うたびに、川内の口から恍惚の吐息が漏れた。 吐息が落ち着くと、約束通り鎮守府について話を続ける。 「資材の支援が欲しい鎮守府が艦娘を派遣して展開している風俗、それがこの鎮守府だよ」 「つまり川内も支援が欲しい鎮守府から出されたってことか? マンガみたいな話だな」 「それが実際あるんだよ。現に私も、特別侵攻作戦の資材足りなくてここにいるし……」 「いつの侵攻作戦だ?」 「二年前の秋だったかな~、時間がないとか色々言ってたのは覚えてるよ」 「二年前か……」 東の脳裏に、鎮守府で提督から聞いた記憶がよみがえる。 二年前の秋に行われた特別侵攻作戦は、多くの提督が闇に呑まれた悪名高い作戦だった。 口にするもおぞましく、最強の女性提督をして二度と行ってはいけない作戦と言わしめた。 資材はなくなり、焦りに呑まれた提督は幾人もの大切な戦友を失った悪夢の作戦。 そんな中で川内はこの鎮守府に来たのだと考えると、東は複雑だった。 背中を洗い終えると、再びスポンジをタイルに置いてから下半身を洗い始める。 ハリのある肌に程よくいい肉付きをしており、思わず東が劣情を煽られそうだった。 精液にまみれていなければと残念と思わずにはいられない。 あちこち破れていたニーソックスに包まれていたとは思えないほどきれいな脚だった。 「あれ? でも二年前の作戦なんだから、未だにここにいる理由はいんじゃないのか?」 「艦娘が動く以上、資材がなくていい時期なんてないからね。あればあるだけいいんだよ」 「じゃあ作戦が終わったっていうのに、川内はずっとここで働いてるのか?」 「そういうこと。改二衣装は作ってくれたけど、海に出たことはないよ」 精液にまみれていた時でもあっけらかんとしていた川内の声がわずかに震えた気がした。 それから先は東も積極的に話を振ることはせず、川内も言葉を投げかけることはない。 東は自分の仕事に従事し、川内は人に背中を流してもらっている心地良さに身を預ける。 やがて脚を石鹸で洗い始めたところで、東は気にかかっていたことを口にした。 「川内。ノーって返事を期待するが、身体の正面と髪はどうする?」 「ん~、キミに洗ってもらうの気持ちいいから頼もうと思ったけど、やめとこうかな」 「そうしてくれると助かる」 「じゃあ私は髪だけ洗っていくから先に戻ってて。お疲れ様」 内心ほっとしながら、東は川内を残して浴室を離れる。 「あっ、ちょっと待って! 言い忘れた、ねえキミ!」 「どうした? 何か頼まれごとがあるなら聞くぞ?」 「よかった。聞こえてた、こういう仕事柄だから先に言っておきたいんだけどさ」 「仕事柄だから、なんだ?」 「私も今日のお客さんがそうだったんだけど、かなり強引にしたがる人もいるんだ。 だけど艦娘によっては無理やりされてるだけじゃ気が収まらない人もいる。 だからその、ちょっと言い辛いんだけど……」 初めて川内が口ごもるところを見るとよほど言いにくいことなのだろう。 特に急かすこともせず、東は身体の水気を拭き取りながら続きを待っていた。 やがて肩から湯を浴びていた川内が、シャワーを止めて口を開く。 「もしかしたらだけど、襲いに来る艦娘もいるかもだから気を付けてね」 「襲いに来るって、まさか性的な意味でってこと?」 「ストレス溜まるからね、責められた分を責めて発散しようって艦娘もいる。 キミみたいに手伝いに来てくれる人が、艦娘に襲われるっていう案件もあるしね」 「……考えておく。じゃあまた手がいる時は呼んでくれ」 「うん。ありがとう!」 こうして東の新しい場所での慰安労働が始まるのだった。 286 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/03/01(日) 01 29 37 ID mi8zKsY2 書き忘れました、微エロのプロローグは以上です 薄い本に「補給が欲しければ、ぐへへへ……」みたいなのをチラ見したのでそんな感じの設定です 何人か書きたい艦娘はいるので、少なくともそのメンツは書きたいかなと ではまた これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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24 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/21(水) 18 39 47 ID RrFpRabc 悪い男に引っかかりそうな艦娘の話だが蒼龍を忘れてもらっちゃ困るね あの町娘感は完全にたらし込まれる系女子のそれ しかも巨乳だし 72 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/22(木) 15 18 46 ID 1lBz.fic 24 たまに優しくシてくれる提督のために来る日も来る日もオリョール海に潜り続ける伊58 出撃数は鎮守府一。馬車馬のように働いていると言っても過言ではない ある日特別な任務だと聞かされて潜った後に大本営へ。腕組みしたお偉いさんから書類一式を受領して帰還する これはもしかして今ウワサになってるあの・・・!?と期待するも 「ご苦労、下がっていいよ」 そして翌朝、綺麗な指輪をはめた戦艦が提督の私室から出てくるのを目撃する 濁った瞳の潜水艦は今日もオリョール海へ出撃して行った けっこうな数の鎮守府に現在進行形で悪い男に引っかかってる潜水艦がいそうですね 73 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/22(木) 16 18 14 ID Otg/4d7s 72 そんなゴーヤを抱きしめたい 74 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/22(木) 20 34 33 ID 1Ue1L.B6 う、ウチはちゃんとケッコンする嫁に取りに行かせたし… ゴーヤちゃん99で放置してるけどジュウコンしたくないだけだし… 75 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/22(木) 22 01 38 ID frsvfJFQ そもそもレベル90以上の艦娘が、嫁と決めた翔鶴さんしかいない俺には関係なかった 76 名前:名無しさん[] 投稿日:2014/05/22(木) 22 32 04 ID dQ5Ksx7Y 74 人によっては肩身が狭い艦隊になりそうだな。 「提督、私まだレベル85デース」 「榛名は大丈夫です……榛名は……」 「レベル92……くっ、一航戦の誇り失う訳には」 「いずれは五航戦の子と同じ(レベル)に……」 「ちょっと、引きこもります」 多分、今までにないきっぱりとした声で言いそう。 まぁ、実はもう一艦レベル99だったんだけど、まぁちゃんと嫁艦入れてるから勘弁してくれ。 寝る度に「不知火に落ち度でも」とエンドレス聞こえて来るのは疲れてるんだ、きっと。 77 名前:名無しさん[] 投稿日:2014/05/22(木) 23 11 32 ID WxXk4F8I ゴーヤ「春闘でち!」 提督「残念だが、現行法において軍人には団結権、団体交渉権、争議権は認められていない」 ゴーヤ「なん…だと…」 提督「というわけだ、とっととオリョクルいくぞ。でち公」 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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前のナイトウォッチとのクロスSSの続き投下します。 っていうか完全にやってるだけなんで設定どうでもいい感じですが。 普通の学生生活を送っていた俺は、ある日学生全員が受ける『適性検査』なる 検査に合格し、あっという間に人類を深海棲艦から守護する鎮守府の一員として、 深海棲艦と戦う力を持つ、人にあって人にあらざる艦娘を指揮する提督となった。 人員は俺一人と聞いてどうなることかと思ったが、艦娘は任務に忠実だし 俺に対してもおおむね好意的に接してくれるので、何とかやっていけそうだった。 ……雷と肉体関係を持ってしまった衝撃的な初日から、早一週間。 「あっ……ん、しれ、い、かん……こう? これで、いい?」 騎乗位で俺のペニスをくわえ込みながら、雷に腰を振らせている。 その動きは滑らかで、下半身だけが別の生き物のようでもあった。 「ああ、気持ちいいよ、雷。腰使いもすっかりうまくなったな」 そう、初日から毎日、執務が終わった後は雷を自分の部屋で抱いている。 最初は寝静まった後であったが、3日目には既にばれていたらしく、叢雲あたりは たまになんとも言えない視線を俺に向けてくる。そのほかの艦娘……3日目にして 既に8人になっていた艦娘達に、昼と晩の食堂で好奇の目を向けられて居心地が 悪かった。 とはいえ、雷とこういう関係になったことに後悔はなかった。人数が増えてみて 改めて思うことだが、艦娘は全員が美少女だ。しかも俺に対して妙に好意的で、 配属された艦娘を目覚めさせるには俺のキスが必要。 そんな環境で誰とも関係を持たずに我慢し続けることが俺に出来るだろうか? 多分無理だ。ならば変態の謗りを受けても誰か特定の相手を作った方がいい。 雷も可愛いしな。 雷はセックスの時は体格差をものともせず、俺のペニスを膣いっぱいにくわえ込み、 一突きごとに甘い声を漏らして身体をくねらせる。 昼間は快活で面倒見がよく、俺にも公私共に何くれと無く世話を焼いてくれる。 そんな女の子が夜は俺とのセックスに夢中になって思うように絶頂させられるのだ。 これが楽しくないはずがない。 「んっ、あっ、しれーかんっ、しれーかんっ! あ、あたし、もうっ!」 騎乗位で腰を振っていた雷は切羽詰った声を上げて、俺の上にぺたりと倒れ こんだ。俺の仕込みで一番奥の感度を開発されていた雷は、突かれるたびに きゅうきゅうと俺のものを締め付けてくれる。。 そんな状態で奥をこね回すように腰を振らせていたから、大きな絶頂を迎える 寸前だった。雷は膨らみかけという感じの小さな胸を俺に押し付けて全身で しがみついてくる。 だが、俺はそんな彼女の腰を押さえつけて、動きを止めさせてしまう。 「ふあぁ……? なんで、イキたい、イきたいの、もう我慢できないのぉ!」 快楽でどろどろになった顔に、懇願の涙が伝う。それを指でついとぬぐいながら、 俺は少し身を起こして雷の唇を奪った。やわやわと舌を絡ませながら、そっと 子宮口を突き上げ、絶頂寸前の状態を維持しながら雷の小さく柔らかな身体を 抱き締める。そのまま有無を言わさずにじっとりと腰を使って、上ることも 降りることも出来ない快楽にさらしてやった。 その状態で数十分責め続けられ、全身を緊張させて絶頂寸前なのに寸止めを 続けられて、視線は焦点を結ばず、とろとろと唇の端からよだれが垂れ流れている。 「んんーー……ん゛お゛お゛ーーー……」 言葉さえも忘れたように快楽にどっぷりと浸かった雷に、ようやくトドメの 射精を一番奥にくれてやる。 「お゛うううぅうううう……んお゛ほおおおぉぉおおおおお」 獣のようなよがり声を上げながら、ずん、という強い突き上げとともに 放たれた射精が、待ちわびていた絶頂を雷にもたらした。びくんっ、びくんっ、 と全身を大きく痙攣させ、体中で絶頂する彼女が可愛くて、俺は雷を抱き締めた。 頭や背中をゆっくり撫でてやると、それが愛撫の役割を果たしているのか膣が きゅんきゅんと反応しているのが分かる。 それが分かっていて、絶頂が長く続くように雷を撫で続け、とろとろと精液を 流し込み続けた。 ぎゅう、とひときわ強く締め付けた後、ふっ、とスイッチが切れるように 雷が失神する。気絶しながらも絶頂を続ける雷の膣でペニスをしごきながらも、 一緒に掛け布団をかぶり、挿入しながら眠りに付いた。 翌朝、珍しく俺が先に目を覚ましたのでキスで雷を起こしてやると、セックス したままなのに気づいて雷が頬を赤くする。 むーと唇を尖らせて、 「しれーかんのイジワル」 と文句を言ってきた。俺は雷の頭を撫でながら、目覚めのキスをする。 「でも気持ちよさそうにしてただろ?」 「それは……だって……」 寝ているときに抜けていた俺のものが、朝立ちと雷の照れた顔で硬く勃起する。 毎日犯してもまだマン汁焼けしていない、しかし一本筋ではなくなって花開いてきた 雷の膣にぐりぐり押し当てる。 「あんっ! もう、こんな朝から……したいの?」 そういいつつ、雷は自分から腰をくねらせ、膣とペニスの粘液をこすり合わせて にちゃにちゃと音を立てた。 「ああ。雷が可愛くて我慢できそうに無いんだ。頼めるか?」 「ふふっ。しれーかんは私がいなきゃダメね……♪」 いつもの口調とは違う甘くささやくような声音は、少女ではなく女のそれだった。 腰を浮かせてクリトリスを自ら弄り、蜜を溢れさせていくセックスに慣れきった その仕草に俺のペニスがさらに硬くなる。つぷ、ぷちゅ、と相変わらずきつい 膣にペニスが押し込まれ、中の愛液が音を立ててあふれ出てきた。 「昨日は上で腰を振ってもらったからな。今度は俺がさせてもらうよ」 それに、遅くなって朝練に間に合わなくなっても悪い。挿入したまま寝転がって 雷を下にすると、その細い左足を持ち上げて深く挿入した。松葉崩しというやつだ。 「んあああっ!! い、いきなりそんなことっ、されたら……すぐイッちゃうぅ!」 寝起きにハードではあるが、さすが艦娘は丈夫と言うことなのか、雷は感じすぎて 失神する以外は体力を理由にセックスをやめたりはしたことがない。 俺はただ射精するためだけに雷の穴を使い、ゴリゴリと子宮口をこね回す刺激に 逆らわず朝一番の射精を雷の膣奥に放った。 「あっ、イッ、く、イくイくぅうううぅ……!」 射精に合わせて雷が絶頂する。これもまた仕込みの成果だ。イッた時の報告も。 とても物覚えがいい雷の頭を撫でて、絶頂を長引かせてやる。 その軽い身体にはめたまま抱き上げて、風呂場で雷を洗いながらもう一回射精した。 さすがに泡踊りはまだ教えていない。ベッドの上でたっぷりする方がまだまだ 楽しい時期なのだった。 俺の仕事はまだまだ暇な部類で、日が出てからでも余裕でこなせる。 未だ鎮守府海域でちまちまと艦隊戦をやっている最中だ。この一週間で既に21人の 艦娘がこの鎮守府に所属することになった。もう限界の5分の1だ。この問題の解決策を 早急に考えて、後は適当に雷と楽しみつつ死人が出ないように適度に戦闘して行こう…… と、思っていたのだが。 朝といっても日が出る前の時間帯に、雷は身支度を整えて出て行く。 下着とか着替えなんかも俺の部屋にある程度持ち込んでいる。まあ毎日夜はここで 俺と寝ているんだから当然の帰結だ。 しかしこの日は少し違った。 「ね、司令官。……あのね? ちょっと話があるんだけど」 「ん? どうした? 装備の拡充とかの話なら昼の方がいいと思うぞ」 「あ、そういうのじゃなくって。えっと……」 珍しく言いよどむ雷が何を言い出すのか、じっと待つ。 「その、司令官と、エッチしたいって娘がいてね、司令官は……その、したい?」 「……は?」 不意打ち過ぎて間抜けに口をあけたままになってしまった。 「あのね、私が司令官とエッチしてるの、皆にばれちゃって。どうだった? って 聞かれたから、ちょっと、……ちょこーっとだけよ? 司令官とのエッチのことを、 皆に教えてあげたんだけど、そしたら、したいって娘が来ちゃって。 あっ、私のことなら気にしないでね? 他の娘としちゃっても、私、司令官のこと 大好きって気持ちに変わりはないから!」 とまあ、こんな感じのことを言われた。 「ううん……そりゃあ、したくないって言えば嘘だけど。でも、俺は別に雷一人を 抱いてて満足してるしな」 「えへへ……ありがと、司令官。でもね、よく考えたら私は司令官を独り占め してるってことだから、皆にもチャンスはあるべきかなって思うの。かわいそうって 言うとおかしな感じだけど……でも、そう思ったの。だから……」 「雷……」 どこまでも、優しい娘だった。雷は、俺のことが好きだという。だったら、この 持ちかけは雷にとって損しかない。ほぼ身体だけの関係とはいえ、俺の相手は彼女 だけなのだから、事実上恋人みたいなものだろうに、それを確固たる意思で他の女と 共有しようというのだから。普通なら気が狂っているといわれてもおかしくないほどだ。 「前ほど、構ってやれなくなるかもしれないぞ」 「うん……」 「俺が他の艦娘に夢中になって、雷の事を捨てちゃったり」 「ううっ……」 じわっとその目に涙が浮かぶ。俺は思わず雷を抱き締めていた。 「ああ、うそうそ。俺はそんなことしないよ」 「うううー……司令官、私のこと忘れちゃ、いやよ?」 まだ薄暗い中できらりと輝くその大きな瞳を覗き込みながら、俺たちはキスをした。 「ったく。そんなに辛いなら独り占めしてればいいのに」 「すんっ……だってだって、こんなに素敵な司令官なのに、目を覚ましたらもう お相手がいました、なんて辛いじゃない」 分かるような、ぜんぜん分からん理屈だったが、まあ雷の意思を尊重するとしよう。 その上で、雷は可愛がり続けるのが俺のせめてもの誠意というところか。 完全に目が覚めてしまったので、しょうがないから着替えて執務室でだらだらと 仕事を始める。食堂は当然まだ開いていないので、自室のお菓子くらいしか食い物は 無い。寝覚めにそんなものを食べるのも気が引けて、低調に仕事をこなす。 ふと窓の外を見ると、ぞろぞろと二列縦隊を組んで艤装をつけた艦娘達が走っている。 2日目から既にやっていた、朝練である。ほとんど駆逐艦と軽巡洋艦しか居ない我が 艦隊だが、二日前ついに重巡洋艦摩耶と鳥海が加わり、だんだんと艦隊らしくなってきた。 質素な見た目にして完全防音の窓越しにも、艤装の重々しさが伝わってくるような ハードなランニングだ。特に駆逐艦の体格の小さい艦娘達は、傍から見るとなんの 児童虐待だと思われるかもしれない。しかし彼女たちはそれを毎日朝飯前にこなす。 いかに航行能力があるとはいえ、身一つで何時間もたちっぱなしの姿勢で移動と 戦闘をこなす艦娘ならではと言えるだろう。人外の力を秘めた存在だ。 だが、年頃の女の子でもある。厳しい訓練と実戦を日々こなしながら、提督の 情事事情で盛り上がり、あまつさえ実際に肉体関係を結ぼうというくらいには 向こう見ずな所があるのだ。 俺はため息をついた。 誰が言い出したのか知らんが、満潮あたりはとんでもなく冷たい軽蔑の視線を 浴びせてきそうだ。雷から言い出した、などと言い訳をしようものなら 「ふざけんじゃないわよ! それぐらい断りなさいよ!」 とか言われるに違いない。 しかし実際、誰が俺とセックスしたいなどと言い出したのだろう? そして一体、誰が相手として来る事になるのだろう。 と言っても、言い出すやつなんか一人くらいしか思い当たらないから、多分 そいつが来るだろうとは思うのだが。 「ま、何にせよ艦娘達の好きにさせてみるか」 何せ、戦うのも艦娘、資源を調達するのも艦娘。俺はと言えば、誰をいつ任務に 就かせるか、いつ入渠させるかの判断位しかしない立場だ。やりたいと言うのなら たとえ100人相手でも擦り切れるまでやってやろうじゃないか。そう開き直って、 朝飯までの仕事を再開した。 昼飯時になって、俺は秘書艦に遅れて食堂に足を運んでいた。 今朝からの出撃で、三人目の重巡洋艦青葉と、雷の姉妹、駆逐艦電を艦隊に迎えた。 これで23人だ。本当にほいほい増えることだ。 困ると言うことは無いが、しかし最大に達する場合や、もし……艦隊に居る艦娘と 同種の艦娘が来た場合の処遇を未だ決めあぐねている俺にとってはこの拡大路線は ちょっと不安でもある。 「あっ司令官! 隣、いい?」 時間が合ったのか、雷が近づいてきて隣に座った。隣にはよく似た少女が トレイを持ったまま所在なさげにたたずんでいる。 「おお、いいぞ。電もどうぞ」 「は、はい、なのです」 かちかちに緊張しながら、栗毛をわずかに揺らして電が雷の正面、俺のはす向かいに 座る。ちらっと俺の顔を見たかと思えば、顔を赤くして目を伏せてしまった。 「もう、電ったら、照れ屋さんなんだから! ほら、司令官に挨拶、するんでしょ?」 「わ、わわっ、雷ったら余計なこと言わないで欲しいのです!」 そう言って雷を睨んで頬を膨らませる電。 「挨拶? は、もうしたと思うんだけど」 キスをして起こした直後に、「どうか、よろしくお願いいたしまひゅ!」と 可愛らしい挨拶をもらっていた。やってしまったとばかりに顔を真っ赤にして俯く 電の手を引いて、施設の案内や引率役の神通の元に連れて行ったのを覚えている。 「はわわわ、それは無しにして欲しいのです! いまっ、今の挨拶がはじめてなのです! いっ、電です。どうか、よろしくお願いいたします」 手をぶんぶん振ってかき消すような仕草をしてから、赤い頬で電が挨拶をした。 「ああ。よろしくな、電」 苦笑しながら、俺も挨拶を返す。 その後の食事は、取りとめも無い話をしてすごした。食事のメニューが増えてきて うれしいだとか。ついに売店が出来たが、現金では無く一日幾らか溜まるポイント制 なのだとか。そこで牛乳を売っていることを知って電は嬉しがっていた。 ちなみに艦娘の給料というのはどうやって支払われるのかと言うと、実は俺は 関与していない。勤務の実態については、実は執務室の端末から逐一確認できた。いつ、誰に、 どんな任務を行わせたかと、その結果。もちろん基地で訓練と言うのも記録されている。 だが、給料は艦種ごとの基本給と、任務の成果に応じて自動的に算出され、支払いも また指定の口座に月ごとに振り込まれる。らしい。まだ一度も給料日が来ていないが。 ともあれ、俺は艦娘の給与までは決める立場には無いわけだ。任務の振り分けを 偏らせることである程度は操作できるが、やる意味もあんまり無いだろう。 今のところ艦娘の皆も、そこまで給料にこだわっている風ではないので、俺もまだ さして考えは持っていない。 「ごちそうさまでした」 「ごちそうさまでした。雷、私は午後一の遠征だから、先に行くね」 「うん。行ってらっしゃい、電」 「がんばってな、電」 「はい、なのです!」 にこっと微笑んで、電が先にトレイを片付けに行った。 「あのね、司令官。朝言った事なんだけど、いつもと同じように、夜ごろに司令官の 部屋を、その娘がパジャマで枕を持って尋ねるから。……やさしく、してあげてね?」 真昼間からなんともアレな話題を出されて、俺のほうが面食らってしまう。 「お、おう……本当にやるのか?」 「もちろんよ。今だって三人もいるんだから」 「三人!? 多いな……」 「ふふっ。それだけ司令官の魅力に気づいてるってことよ。まだまだ増えるかもね」 雷の言葉は適当に聞き流すとして、しかし三人。 今食堂にほぼ全員が居るということは、さっきからちらちら向けられる視線の中に 俺とセックスをしたがっている艦娘のものが混じっているかもしれないということだ。 そう思うと、なんとも背徳的な感じがする。 果たして、俺が艦娘を食い放題なのか、艦娘が俺をつまみ食いしているのか。 日に日に増えていく艦娘に囲まれながら、そんなことを考えていた。 午後の出撃によって、またも艦娘は二人増えていた。 軽巡天龍と、水母千歳だ。初の航空機使いである千歳は、データベースによれば なんと5段階改造が用意されているようだ。出世魚のような奴だ、と思ったがさすがに 面と向かっては言わなかった。 それよりも、初期化前に眠っていた天龍と千歳を見たときのことを思い出す。 二人とも、相当に胸が大きかった。しかも寝ている状態でもつんと天に向かっていて、 すさまじい存在感を放っている。雷の膨らみかけの乳首を吸うのも悪くは無いが、 やはりああも大きいと意識が吸い寄せられざるを得ない。 目を覚ますまでに一揉み、と思わなくも無かったが、さすがにそれはひどいと思って 踏みとどまった。 そんなことが昼間にあったので、今日のお相手にはかなり激しくやってしまうかも 知れない。そわそわしながら待っていると、雷よりだいぶ早い時刻にノックがあった。 まだ九時だ。もしかして何か非常事態か、と思いながらすぐさまドアを開くと、 「し、しれい、かん……その……あの……」 真っ赤な顔の下半分を枕で隠し、淡い水色のパジャマを着た初雪が立っていた。 「え、ええと……」 まさか初雪とは。 どこか気だるげな雰囲気を漂わせて、ゆるいというかのんびりした感じの言動を する艦娘だ。しかし、仕事ぶりが他の艦娘に劣るということは無い。単純にそういう 個性なんだなと受け入れていたが。 ぞくり、と何かがこみ上げてくる感覚がある。 雷とはまた違う意味で、およそ厭らしい事とは縁遠そうな娘が、俺に抱かれに来た。 その状況は、思った以上に俺を興奮させた。 「どうぞ」 扉を大きく開けて、微笑みながら初雪の顔を見る。 半分どころか顔全部を枕で隠す勢いの初雪は、激しい葛藤に襲われているのか、 目元も耳も真っ赤にして、全身をふるふると震わせている。足の震えなど、今にも へたり込んでしまいそうだった。 だが、俺はもう初雪をそのまま帰す気がまったく無い。自ら望んで部屋に入るなら よし、逃げ出そうとしたらその瞬間に引っ張り込む気まんまんだ。 「あ、う……」 初雪は、数分をかけて小さな小さな5歩を踏み出し、俺の部屋の中に入った。 そっとドアを閉じ、カチャリと音を鳴らして鍵をかける。 「ひうっ!」 たったそれだけでびくりと跳ね上がり、今にも泣きそうな目で俺を見る初雪。 半ばそれを無視して、夜風で冷えたその小さな肩を抱き、ベッドまで連行……いや エスコートする。 腰が抜けるようにすとんと初雪がベッドに座り、スプリングが鳴った。俺は彼女に 密着するようにすわり、肩を掴んで抱き寄せる。 「……初雪は、今日何をしに来たんだ?」 耳元でささやくように言ってやると、枕を掴む指を震えさせながら、か細い声で 「えっ、えっちな、こと、ちょっと、興味、あった、から……そのっ、他にもっ、 したいって子、居たから……釣られて、手を上げちゃって、じゃんけんで、わたっ、 私が、さいしょに、なっちゃって」 しどろもどろに初雪が経緯を話してくれる。だが。 「そうじゃ、無いだろう?」 「っ……!」 耳たぶを愛撫するように、唇を這わせながらささやく。 びくりびくりと、一言喋るごとに震える初雪は、まさにまな板の上の鯉だった。 「何を、しに、来たんだ?」 「あう、あうう……」 ふるえのあまりかち、かち、と初雪の歯が音を立てる。 「え、え、えっ、ち、なこと……」 ここで沈黙を選ばないあたりは、さすが普通の女の子ではなく艦娘というところか。 「もっと、具体的に」 「ぐた、い、てき? え、えと、えっと」 だが、さすがに混乱しきった頭では思考力は落ちきっていた。 なので、俺から『正解』を教えてやる。 初雪は千切れるんじゃないかというくらいに枕を強く抱き締めた。 「っ……せっ、せせ、セックス、しに、来ました」 「んんー。よく聞こえないな。枕越しだからかな」 露骨に首をかしげて、聞こえない振りをする。同時に、初雪のガチガチに力のこもった 両手に優しく手を重ねた。 「はっ、はぅ、ううっ」 緊張のしすぎで思うように動かないのか、ぎしぎしと軋む音が聞こえそうなほどに ぎこちなく、震えながら初雪の顔から枕が離れていく。 「せっ、くす、しに、きまし、た」 言うだけ言って、がばっとまた顔をうずめてしまった。 「よく出来たな、初雪」 ほほえましくも、劣情を煽る仕草だ。肩を抱いている手を滑らせて、パジャマ越しに 初雪のふくらみに手を伸ばす。 「っ!」 息を呑む音がしたものの、抵抗は無い。 初雪の胸は、決して大きくは無いもののちゃんと膨らんでいて、さすがに雷よりはある。 撫で回すようなほんの少しの力で、その柔らかさを味わう。手の平の一点に、ぷにぷにと した盛り上がりがあり、その中心に硬い部分がある。 もう片方の手も使って、両側の乳首をくにくにと摘んでもてあそぶと、変わった感触に 気が付いた。乳首の周りの乳輪までぷっくりと盛り上がっているのだ。 雷のものとは明らかに違うそれに、新しいおもちゃを得た思いでもてあそぶ。 「あっ、んっ、んふっ、う」 少し力加減を強くしたり弱くしたりするだけで、初雪は全身を痙攣させて感じ始めた。 下手に枕を抱いているから、脇が空いてしまって弄られたい放題だ。 「乳首、気持ちいいか?」 左右を交互に引っ張ってやりながら耳元でささやくと、こく、こくと頷いた。 尻をもぞもぞさせて腰をくねらせて身もだえする初雪は、何も知らない少女から 急激に女になっていくようだった。 そうやって胸を揉んだり乳首をもてあそんだりしているうちに、初雪の身体が じっとりと汗ばみ、温まってくる。枕を顔に押し付けたままだが、その両腕は さっきより脇を開き、もっと触って欲しいと催促しているかのようだ。俺があまがみを 続けている耳を差し出すように首を少しかしげると、さらさらのストレートヘアが 綺麗に流れて滑らかなうなじまでがあらわになった。耳から口を離し、今度は首筋に 顔をうずめてキスをする。 「ふーっ……ふーっ……」 愛撫の快楽にすっかり身をゆだねた初雪は、とっくに震えを止めてリラックスしきった 深い呼吸を繰り返していた。 瞳を潤ませ、眠たげにも見えるようにまぶたが落ちかけている。 頃合だなと思い、初雪をベッドに押し倒した。 お互いに無言だ。 しかし、仰向けになって横方向に持ち替えた枕で口元を隠した初雪が、俺と目を 合わせて、物欲しげな熱い視線を送ってくることに俺は満足した。 身を起こし、未だに横向きになっている下半身を、ひざを掴んで上に向かせる。 そのまま、がぱっと股を開かせた。 「うぁっ……!」 反射的に初雪が脚を閉じようとするが、力で押さえつける。艦娘ならあるいは 俺程度は跳ね除けられるかと思ったが、初雪は観念して股を開かせるがままにされた。 驚くほど柔らかいその股関節は、背中をベッドにつけたままにぴったりとM字に開脚 できた。手を離してもそれが戻らないことを確認し、おれはパジャマのズボン越しに 初雪の秘部を手の平で包み込むように触れ、ねっとりと撫で回した。 「ふあっ、ああっ、んむぅ、んんーっ!」 すぐさま上がる恥ずかしい声を、枕に押し付けて隠す初雪。だが、枕を掴んでいるから 股間は完全に無防備だ。どんどん熱くなるその秘所を、今度は人差し指一本で撫でる。 「んっぐ、んんっ!!」 二枚の布越しにも熱く湿った感触が感じられる。くち、と粘液が音を立て始め、 割れ目を撫で回す指でクリトリスの硬い勃起を探り当てた。 躊躇無くこね回す。 「~~~~~~~!」 背をのけぞらせ、声にならない悲鳴を上げて初雪が痙攣する。 少しだけ力を弱め、絶頂後の余韻を長引かせてやると、腰をうねらせて俺の指の動きに あわせてきた。膣口辺りを指でぐりぐりと押し込んでやると、熱く湿っている。 「下着どころか、パジャマにもしみてきているな」 そう言っても、絶頂でのけぞったままの初雪は反応せず、荒い息をついているだけだった。 そろそろ俺も我慢できなくなってきた。初雪が放心している間に服を全部脱ぎ、 さらに初雪のズボンもパンツごと脱がす。雷は生えていなかったが、初雪には産毛のような ささやかな陰毛が生えていた。痴丘もふっくらとして表面の濡れそぼった肉が余裕で摘める。 それで居てぴったりと閉じた一筋の女陰は、子供とも大人とも付かない不思議な魅力を感じさせた。 のけぞったことで顔から外れた枕をさっと取り上げて、背中側に放り投げる。 「あっ……」 初雪が驚いたような声を上げるが、まだ余韻が残っているのか反応は鈍い。俺はその小さな 身体にのしかかり、唇を奪った。 「んむっ……ちゅっ、ちゅぱっ……」 何の抵抗も無く俺のキスを受け入れる初雪。とろりとまぶたが落ち、赤子が乳を吸うように 無心に唇を吸いたててくる。ちろちろと唇を割るように舌を差し入れてやると、 それに反応して口を開けてくれた。すぐさま初雪の口の中に侵入し、その小さな舌を味わう。 しばらく続けていると、初雪の方からも俺と舌を絡めてくれるようになった。 技術も何も無く、初雪の舌は小動物がじゃれ付いてくるかのように粘膜をくっつけてくる。 初めての初雪からのアプローチに、俺の股間も痛いほど勃起していた。 腰を少し前に突き出すと、初雪のマン肉が亀頭になぶられて柔軟に形を変える。ぐりぐりと 竿の部分をクリトリスに押し付けて、ピストン運動のように腰を使って敏感な部分をこすってやる。 「うんんっ! んむうぅっ! んんーーーーっ!」 抱きすくめられ、唇もふさがれた初雪は身もだえするしかない。いつしか舌はぴんと伸び、俺の 口内に入っていた。大きなクリトリスだと思って吸い付き、舌で愛撫してやる。 腰の動きを強めてやると、ついにぽろりぽろりと涙が伝っていった。と言っても、俺と腕を絡め、 クリトリスをこすりつけるように腰を振っている初雪が嫌がっているということは無いだろう。 大分出来上がってきた初雪の様子に、俺は唇を離し腰を止めた。 「ぷはっ……はっ……はぁーー……」 初雪は俺が離れても、ディープキスしたときのままで口をあけ、舌を突き出している。潤んだ瞳は 続きを切望しているようで、顔は真っ赤に紅潮し、抱き締めて欲しいと言うように腕を俺に向かって 差し上げている。 普段の彼女とはまったく別人のようなその様子に、綺麗だと思うのと同時、男として誇らしくもあった。 「ん、おねがい……します」 ぽつりとそう言ったのを合図に、俺は初雪のふくらはぎを掴んでV字に思い切り開脚させ、濡れそぼった その処女穴にペニスを突き入れた。 「んっ、くっ……」 さすがに顔をしかめているが、ぷつんと軽い感触と共に狭いながらもぬかるんだ膣を掻き分けていった。 程なく、俺のものが全て納まる直前に初雪の最奥に突き当たる。力を入れて押し込むと、 びくりと初雪が痙攣し、膣全体に波打つような締め付けが起きた。 「そこ、だめ……つよすぎ、ます」 らしいので、腰を引いて子宮の位置を元に戻してやる。 「どうだ? 初雪。俺のを入れた感想は」 一週回っていつものようにぼーっとした表情で息を整えていた初雪に、竿だけをぴくぴくと動かしながら たずねてみた。 初雪は膣の感覚に集中するように目を閉じて、熱い息を吐く。 「ん……司令官の、あつくて……おっき……私のなか、いっぱいで……ふわふわして……すごい」 夢見るようなうっとりとした口調でそんな答えが返って来た。じっとしている今でも、既に気持ちよく なってきているのか、膣の中がうねり、初雪の腰がゆらゆらと動き始める。 「ふうーーーっ、ふっ、はぁーーーーーっ……」 性の快感を貪欲に受け入れていく初雪をもっと見ていたくて、じれったいほどにゆっくりと腰を使い始める。 初雪の狭い膣がぴったりと吸い付いて、ゆっくりと抜けていく俺のペニスに限界までしがみつき、ぷりっ、と 一気にこすれて戻っていくのが分かる。 「んおっ、ふうぅ、うぅううううんっ!」 一旦奥の方が限界まで伸びきれば、後は腰を引くたびに雪崩のように亀頭を撫でてヒダの位置は戻り続ける。 初雪はその激しい快感に全身を震わせ、唇を突き出して漏れ出るようなよがり声を上げた。 入り口近くまで戻すと、少しだけ早く腰を突き出してまた奥へと突き込んでいく。 「うあっ、あああーーーーっ!」 その激しい性感に、またも初雪が切ない声を上げる。 それからしばらく、同じ調子でねちねちとピストンを続けた。抜く時にも引く時にも気持ちよさそうな声を あげてどんどん高ぶっていく初雪は、もうセックス以外のことを考える余裕もなさそうに、開いた口から よだれをたらし、涙の跡を複数作っている。視線は真正面に向いているだけで、何も見ては居なかった。 「きもち、良いか? 初雪」 強すぎると言われていた一番奥、子宮口にペニスを突きたててぐりぐりとにじりながら声をかける。 「きっ、きもひっ、いっああああーーっ! うぅうーー!」 何の前触れも無く絶頂し、全体にぎゅうぎゅうと搾り取るように膣が締まった。 「くっ……こらこら、ダメじゃないか。イくときはちゃんと言わないと」 「い、く……?」 どうやら本当に知らないようで、朦朧としながら聞き返してきた。 「そうだ。さっき、こうっ、したときに」 「うあああーーーっ!」 もう一度ごりごりと子宮口をいじめてやると、また達した。 「ほら、特別に気持ちよかっただろ? こういう感覚をイくって言うんだ」 「い、く……私、いっ、っちゃった」 「そうそう、正しく使えてるぞ。じゃあもう一度」 「ああーーーーっ!」 絶頂の余韻が消えない初雪に、何度も何度も、子宮口イキを覚えこませる。 「ほらほら、イクってちゃんと言わないと」 ぎゅうぎゅうと締め付ける初雪に射精しそうになるのをこらえて、俺はひたすらに責め続けた。 「むっ、り、あたまっ、まっし、ろに、なって、きもちいっああーーーーっ!」 「出来るまでいつまでも気持ちよくしてやるから、安心して練習していいぞ」 そういいながら、初雪の一番奥をかき回すように腰を揺さぶる。 「いっ、いううううぅうーーーーっ!」 「おっ、ちょっと近づいてきたじゃないか。初雪はがんばり屋さんだな」 白々しく言いながら、ピストン運動をして子宮口を突き上げた。 「いっひいいいいいいぃぃいいいいっ!」 さらに大きな絶頂が初雪を襲い、がくがくと全身を痙攣させて背中が浮くほどにのけぞった。 ふと思い出して、パジャマを着たままの上半身に手を伸ばしボタンを外してやる。支給品だから 当たり前だが、色気もそっけもないシャツの下に、ノーブラの胸があった。 意識が朦朧としているのをいいことに、初雪を抱き寄せてするする脱がしてやる。これで お互いに一糸まとわぬ姿となった。 控えめな大きさの初雪の胸はしかし、一つ特徴があった。大きめな乳輪が、ぷっくりと第二の 胸のように盛り上がっているのだ。服の上から触ったときに分かっていたが、実際に見てみると なんともいやらしく、朴訥な初雪の隠された秘密を暴いたようでたまらなく興奮する。 休憩代わりに吸い付いてやると、はじけるように張りのある肌と、独特の柔らかさを持つ乳輪の 肉とが舌を楽しませてくれる。ちゅぱちゅぱと吸い付いていると、初雪に頭を抱きかかえられた。 「あっ、それ、だめっ、あっいっ、いっ……」 切羽詰ったような切なげな声をあげて、腰を動かし始めた。さっき散々いじめた子宮口に自ら 亀頭をこすりつけ、上り詰めていく。 「いくっ、いっくぅうーーーっ!」 俺の頭をぎゅうと抱え込み、身体を丸めて、初雪は絶頂した。数秒間そのまま全身を力ませたあと 脱力する。最後に一つ乳首にキスをして、俺は顔を上げた。 「よく出来たな、初雪。えらいぞ」 「はっ、はひっ……」 俺への返事なのかただの吐息なのか判然としないくらい、初雪は絶頂の余韻に浸りきっていた。 「じゃあ次は、初雪がさっきからくわえ込んでるこれの名前を言ってもらおうかな」 「はっ、はっ……おち、んちん……です」 真っ赤な顔でぼーっとしながら、反射のように初雪が応える。 「悪くは無いが……セックスの時は、ちんぽって呼ぶんだ」 「ち、んぽ……」 初雪の薄い唇から卑猥な言葉がつむがれ、我慢し続けてきた俺の射精感が増大していく。 「そうだ。これから動くから、それを呼び続けてくれ」 何度もの絶頂によってほぐれ、どんどん処女の面影が消えていく初雪の膣内に、射精するために 力強く腰を振る。 これまでより強い腰使いに、初雪はのけぞってセックスに集中し始めた。 「あっ、あーーーっ! ちんっ、ちんぽっ、ちんぽっ、ちんぽっ!」 滑稽なまでに俺の言いつけを守り、初雪が卑語を連呼する。その顔にはうっすらと笑みが浮かび、 妖艶ささえ感じられる。 「はあっ、初雪……イくぞ、俺と一緒に、いくんだぞ……!」 俺の腕の中で女になっていく初雪がたまらなく愛おしくなり、ぱん、ぱんと肉を打ち付けあう 音がするほど激しくピストンした。 「ちんっ、んんーーっ! ちんっ、ぽぉ! ちんっ、あっ、いくっ、ちんっ、ああっ! いくうぅうううっ!」 さっき教えたことを忠実に守った初雪が宣言すると同時に、絶頂時の膣のうねりの中で射精する。 「ひっああああああああああああーーーっ! あ゛ーーーっ!」 俺の脈動に合わせて、初雪も小刻みに絶頂しているようだった。狂ったように大声を上げて、初めて精液を 流し込まれる快楽を余すことなく俺に教えてくれる。 そのまま五分くらいかけて絶頂の渦から戻ってきた頃には、初雪はカエルがひっくり返ったような格好で、 全身を脱力させていた。 「どうだった? 初めてのセックスは」 思えば、雷にはこんなことはたずねなかった。どうにも、普段無口な初雪には何か言わせたくなってしまう。 「すごかった……です」 今も硬いままのペニスをくわえ込みながら、幾分か冷静になった初雪は顔をそらして口元を手で隠した。 「そうか。……これから先も、俺とセックスしてくれるか?」 一瞬だけ目を丸くしてから、顔を背けたままで初雪は頷いた。 「ありがとう。早速だけど、俺も一発じゃ納まらないし、もう一回、いいかな」 「ん……さっきみたいなのは、ちょっと、……気持ちよすぎて、こわい、かも」 「分かった。じゃあじっくりやろうか」 それから俺たちは、夜が明けるまでだらだらとキスをしたり、色々な体位を試したりしてセックスを続けた。 (今日の夜は、一体誰が来るんだろうな) そんなことを考えながら、バックから初雪の尻を掴み、何度目かの膣内射精を子宮に浴びせる。 「ちんぽぉ……いっくうぅううーーーっ!」 尻を高々と上げながら、だんだん明るくなっていく窓に向かって初雪が艶めいた絶頂の声を上げた。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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163 :名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 19 35 49 ID Y8Xw.KMU 「いいよー。入って。わたし個室だから遠慮することないし」 「お、お邪魔します…」 夜更けの駆逐艦寮。亜麻色の髪の、どこか漠然とした表情の少女――『島風』に割り当てられた私室に招待されたのは、やや緊張した面持ちのどこか古風な銀髪の少女――『天津風』。 ベッドの他にはさして目立つ飾りも見当たらない簡素な部屋に二人で入り、ドアが閉まりきらないうちからさっさと服を脱ぎ始めた島風を見て、天津風は今更胸が大きく高鳴るのを感じていた。 「あまちゃんもはやく脱いでー。汚れちゃわないよう、ハダカ同士が一番いいよ」 「ぜかまし…ほんとに、するの?」 立ったままで特徴的なZ旗黒パンツから自慢の美脚を抜き、やがて床に脱ぎ捨てた島風がこんどは天津風の衣服に手をかける。 まるで一緒に風呂でも入ろうかという気軽さだが、ことはそうではない。もっと重大で、もっと仲良くなれること――を、しようというのである。これから、二人で。 そしてそのための驚異的な準備を、二人は既に終えていた。 「ね。男の子とこんなのしたことある?」 未成熟な裸身を、友人の匂いのするシングルベッドに横たえた天津風は、同じ格好で覆いかぶさるように四つん這いになった島風の問いにふるふると首を横にふった。 合わせられる唇。少女から女になりかけた時期の、独特の甘さをもった二人の裸身が、重なる。 「じゃあ島風が一番、だね」 「ぜかましは……あるの?」 「ないよ」 だからあまちゃんも一番だね、とニヤリと特徴的な笑みを浮かべた島風は、ぎゅっと天津風の脚の間の『第三砲塔』を握った。 「!」 未知の感覚に、天津風の表情が羞恥と不安に染まる。 今日はいっぱい撃たせてあげるからねー、と同じものを装備した島風は、いつもと変わらない口調で言った。 ――仲良くなりたいんだよ。 一緒に秘密の遊びしようよ。 そう島風に強引に誘われて、流された結果。 工作艦『明石』を二人掛かりで散々に酔わせ、その状態で秘密に特別に増設してもらった単装砲――その特殊過ぎる準備をもって、今二人は本当にベッドの上にいた。 164 :名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 19 39 34 ID Y8Xw.KMU 「あまちゃんて身体あったかいねー、気持ちいい」 島風がすりすりと天津風にハダカの全身をこすりあわせてくる。 ふにふにと胸の先端が重なり、思わず声が上がる天津風。しかしそれよりも―― 互いの股間の砲が軽く接触し、絡むたびに与えられる奇妙な切なさに、溜息のような吐息が天津風の唇から漏れる。 「ふふん。もう感じてるのか、あまちゃんは」 挑発的な口調で言いながら天津風の砲を再び握った島風の表情もしかしわずかに紅潮し、股間の砲は最大仰角でいきり立っている。 「はあ……はあ……じ、自分だって……!こ、これはどういうことよ……!」 天津風の手が、逆に島風の砲に触れる。 一瞬驚いた表情になった島風は、淫靡に笑って天津風のそれを上下に刺激し始めた。 与えられる未知の快感に喘ぎながらも、天津風は上に重なった島風のそれを同じ動きで反撃する。 「うっ……あ、はぁ……」 「ん…だめ、もう……」 相手の行為に高ぶっていく気持ちが、互いに相手を責める。 まるで互いにひとつになって自慰を行うようなその行為は、止めることなどできない快感を伴っていて。 「…うあっ!な、なんか出る……っ!」 「やあぁぁあぁん!きゃはぁぁぁっ!」 やがて駆逐艦・島風と駆逐艦・天津風の第三砲頭は、同時に初弾を放った。 165 :名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 19 40 23 ID Y8Xw.KMU 「ふっふーん。さて、わたしにどうしてほしい?なんでもするよ」 「…どうして……って……」 足を開いた形でベッドに寝転び、排熱も収まらず硝煙の匂いも真新しい天津風の砲頭を見つめる島風。 その積極性に終始押されっぱなしの天津風は、次の言葉が見当たらない。 気持ちいいには、気持ちいいけど――。 「そうだ。こっちと一緒に触ってみようか?」 いいことを思いついた、と言わんばかりの表情を浮かべた島風の左手が再び砲を掴む。 ひっ、と軽い悲鳴に似た声を上げた天津風の、その砲塔の下――既にとろとろに濡れた天津風の『女』の部分に、島風の右手が触れた。 「やぁぁぁっ!!い、一緒に…しないでぇ……!」 左手が、屹立した砲を上下にこしこしと扱く。 右手が、濡れた秘唇に中指をじゅぽじゅぽと抽送する。 「お、…おかしくなるよう…っ!やめて、ぜかまし、それやめてぇぇぇっ!!ああああああんッ!!!」 通常の二倍の快楽――いや相乗して十倍とも百倍とも感じとれるような快楽が、やがて天津風の『女』のほうを到達に導いた。 「おぉー。あまちゃん、すっごい気持ちよさそうだねぇ」 声にならない声を上げながら、びくん、びくん、と全身ごと震わせる天津風の秘唇から、中指を抜き去ると。 島風は天津風と逆向きに倒れ、何を思ったか両脚を伸ばしてきた。 自分の性器までも露出するのは、一切お構いなしだ。 「こっちは足でヤられるのが好きな男子もいるときいた。どう?」 「ぅぁ……ごわごわしてて、へ、変な感じだよ……」 つるつるの両脚の裏が自分のを挟みあげしごきあげるそのじれったいような感覚に、よじるように船体を揺らす天津風。 あれ、ストッキングが要るんだったかな、などと呟きながらしばらく足指でそれを玩んでいた島風がふと止めて、天津風を見下ろす形でベッドに膝立ちになった。 166 :名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 19 41 05 ID Y8Xw.KMU 「ね。挿れてみていい?」 「ええっ?!だ、だって……ぜかまし、初めてなんでしょ……?いいの?」 「いいよ。女の子は数に入らないってコトで。ってか、あまちゃんなら全然、いいし」 あわあわしている天津風の砲を、にやにやと笑いながらお構いなしにつまみあげ、上から腰を下ろす島風。 「…っく……えぇいっ!」 かなり狭くてキツい感触に、互いにぎゅうぎゅうに擦られながらも、島風は痛みをこらえ全体重をかけて一気に飲み込んだ。 「ふあぁぁっ!」 「入ったぁ……凄く熱いよ、コレ…あっつくて、気持ちい…」 快感に悶える天津風の砲を艦内に受け入れて、接続したまま揺れ始める島風が小さくため息をつく。 「……ふふふ。かわいいなぁ、あまちゃんは。もうちょっと動いてみよ……っと……ん……」 「ふっ、うあっ、あぁん、ぜかまし……ちょっ…と、もう……」 積極的に小さな腰を揺らす島風の下で、股間の砲から伝わる未知の感覚に、同じ高速型駆逐艦と接続する背徳感に、天津風は一気に高みへと昇り上げられる。 「あ……だめ、もう…もう、撃っちゃうよ、中に……っ」 「いいよ」 「いい…って、ああ…っ、あっ、あああああああっ!」 ぴったりと身体をくっつけて、小さな乳房を自分の乳房に擦り付けられた瞬間―― 島風を持ち上げるかのように反り返り、びくびくと勝手に震える身体。先端から腰に、背中に、全身に伝わる痺れるような快感。――轟音。 駆逐艦・天津風の第三砲塔は、友軍艦の艦内に向け、その砲弾を幾度も発射した。 甘い香りの風が吹き抜け、ぎゅっと瞑った眼の奥に、ちかちかとした光が何度も瞬くような夢想を彼女は覚えた。 「ふー。あー凄かった。楽しかったー」 「………」 全裸でベッドに腰掛けたまま、満足そうに手足を伸ばした島風とは対照的に、隣に転がって肩で息をする天津風は応える体力もない。 「……なんで…こんなこと…思いついたの……?」 「べつに。仲良くなりたかったからだよ。もっと、もーっと」 貴方は私の最初の、大好きな『お友達』だし。そう言って屈託のない笑みを浮かべた島風の顔を、天津風は複雑な表情で見返していた。 キモチは嬉しい。嬉しくないワケがない。不快だった――訳でもない。 気持ち良かった。多少、不本意ながら。 「……もういっかい、やる?」 「……えぇっと……」 こんな実験みたいな責めを相手に体力がどこまで持つだろう。そう思いながらも逆らえず、島風の望むままに再び押し倒される天津風であった。 甘い夜はまだ、始まったばかり。 +後書き 167 :名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 19 41 55 ID Y8Xw.KMU 以上苦手な方には失礼しました そろそろ新世界の扉を開きたい今日このごろ これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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@Wikiサポートです。 ご連絡いただきありがとうございます。 お問い合わせいただきました件に関しまして、 左メニューの?#endregion?が一つ 不足していただことが確認できました。 該当wiki内の潜水艦の項目に?#endregion?が 不足していた可能性がございましたので、 追加させていただきました。 お手数おかけ致しますが、間違いがございましたら 修正していただきます様よろしくお願い致します。 その他、ご不明点などございましたらお気軽にお問い合わせください。 これからも@Wikiをどうぞよろしくお願いいたします。 このメールは送信専用のメールアドレスです。 メールをご返信いただいてもお答えすることができません。 お問い合わせは以下のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ===================== @Wiki(あっとうぃき) URL http //atwiki.jp/ お問い合わせフォーム http //desk.atfreaks.com/form/atwiki/ ===================== お問い合わせ日時 2014-05-19 03 21 58 URL http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/275.html 本文 2014年5月19日午前三時前、該当ページのメニューを編集し、その編集完了後、該当まとめwikiに不具合が発生 不具合内容 該当まとめwikiにおけるトップページが一部しか表示されない その表示されている一部ページのリンクにアクセスしてもそのページにとべない ログインもできない(ブラウザに表示されるURLはかわる) モバイルwiki表示ではメニューページのみがおかしい模様 ブラウザはクローム、エクスプローラ両方現在最新バージョンにて不具合ページでしかみれません
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501 :名無しさん@ピンキー:2013/09/21(土) 22 17 17.88 ID 5PxFhVs+ 不知火「司令、ゴミ箱を妊娠させるおつもりですか?」 司令「それよりも不知火を妊娠させたいな」 不知火「ご命令ならば」 近代化改修中 不知火「妊娠しました」 司令「ああ…俺と不知火の愛の結晶が」 天龍「……どういう身体の構造してんだ、不知火は?」 518 :名無しさん@ピンキー:2013/09/23(月) 21 03 58.03 ID Gik3WI7D ショタ提督「あ、あ、愛宕お姉さっ!ぼ、僕のおちんちんた、食べちゃダメ」 愛宕「提督のおちんちんとっても美味しい」 シ「お、おっぱい…おっぱい飲みたい」 愛「もう、甘えんぼさんね。はい、どうぞ…召し上がれ♪」 愛宕さんはこれくらいしか思いつかん。
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386 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 02 32 08 ID dRGPAu3I 可変式家具 枕二つのベッド ケッコンカッコカリをした艦娘を旗艦にしクリックすると暗転の後… 387 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 10 00 53 ID Z2Xa6GrI 五番目の建造ドックが開いて 388 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 10 30 01 ID IxAaNb3o*開発中*残り時間6719 59 48 389 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 12 36 36 ID Z2Xa6GrI そして那珂ちゃんダヨー 390 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 15 02 21 ID AI4.a3bs ケッコンカッコカリ後に共同建造システムとかあれば面白いのにな。 出来る海自艦娘 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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769 :名無しの紳士提督:2016/03/14(月) 18 05 25 ID 8GQyF2h. ホワイトデーという事で鹿島SSの続きを投下します 独自設定があったり、タイトルがネタ切れ気味ですがご了承ください 770 :未来の為にするべき事は:2016/03/14(月) 18 06 07 ID 8GQyF2h. 3月14日はホワイトデーだ。一部の恵まれた男にとって懐が寒くなるものだ。 提督となって最初のバレンタインだったが、提督となると同時に結婚した為か、 俺への贈り物はそれほど多くはなかった。 まあ結婚したからこそ貰えた物もあったが、それはそれである。 しかし俺にはお返しを悩んでいる暇などなかった。 「まず!秋月型と防空巡洋艦はサミット会場の近海を固めてもらう」 俺達は二ヶ月ちょっと後の国際サミットの警備の担当を決めていた。 「次に軽空母と軽巡洋艦多数、金剛型戦艦と明石と速吸、秋津洲と瑞穂は湾内、 戦艦と正規空母、装甲空母に少数の軽巡洋艦に 重雷装巡洋艦、千歳と千代田は沖合に配置する。 駆逐艦と重巡洋艦、航空巡洋艦に、潜水艦達は湾内と沖合に満遍なく分ける。 大鯨と大和と間宮と伊良湖はホテルで料理人兼警備員を担当、 金剛とプリンツ・オイゲンとイタリアとアイオワは海外の要人の警護を担当してもらう。 鹿島と大淀は艦隊指揮のサポートの為に俺と一緒にいてくれ」 「サミットの警備配置は以上ですね」 「ああ」 「では観艦式の時の警備はいかがなさるおつもりで?」 「観艦式の時の警備は観艦式に参加する艦が決定次第、 不参加となった艦から編成する」 「わかりました。では本日の会議はこれにて終了しますね。お疲れ様です」 「お疲れ様です」 「ふー」 俺達の鎮守府がサミットの時の海上警備の担当と知らされて十日余り。 全国の鎮守府どころか海外からも艦娘達がやってきて大本営の本気さをうかがわせる。 故に俺が提督業をお役御免になるかと思ったが、そういった話は一切聞かない。 遠征や船団護衛等の業務に限定されているというわけでもなく、 この鎮守府の最高責任者は相変わらず俺という事なのだろう。 「提督、そろそろ遠征隊の編成を」 「わかった」 今はサミットの警備の訓練と鎮守府の通常業務、 両方をこなさなければならないのがつらいところだ。 「我ら東京急行艦隊、準備完了だ」 「『いともった?』」 「『いと』……ああ、応急修理女神だね」 「ちゃんとみんな…………持ってます」 「確かに……持っているな」 「補強増設して女神を装備してから一度も外してないから大丈夫だよ」 「だが気付かぬ内になくなっているかもしれぬ。確認は大切だ」 「それじゃ確認したところで、行ってくるよ。 帰ってきたボクを見て驚かないようにね」 こうして遠征部隊の睦月型の六人は東京へ向かった。 いつもの遠征のついでに皐月の更なる改造も施されるのだ。 「あの……思ったんですけど、何で応急修理女神を持ったかの確認が 『いともった?』という言葉なのです?」 「何となく元ネタはわかりますけどね。 あるゲームで脱出用アイテムを用意したかの確認の言葉でしたか?」 「ああ。シンプルですぐに言えるだろ? 命を繋ぎ留めるアイテムを持ったかどうかの確認の合言葉に相応しい」 「それはわかりましたけど…この一週間の間の提督、少しおかしいですよ。 補強増設とかしてなかったのに急に補強増設しだして… それも元々この鎮守府に所属していた艦娘だけでなく、 サミット関係でやってきた艦娘にまでして、 応急修理女神だって大量に仕入れて……」 「先週の土曜と日曜が休暇だったので 私に艦隊指揮を任せて実家にお帰りになりましたけど、 私も無理してでも一緒に帰った方がよかったのでしょうか…… ねえ……何があったのですか?」 「それとも雛祭りの時に強いお酒を飲んだせいかしら?」 俺を見る鹿島の目が物凄く俺を心配していると訴えている。他の艦娘もそうだ。 「…………田舎だと近所の付き合いも大切にしなけりゃならん。 義理事があったら出かけなければならない。 俺は一人っ子だからこれからは特にそれが大事になる」 「はぁ?何それ?意味わかんない」 はっきりと言わない物言いに霞がキレた。 まあ正直キレるのも無理はないだろう。 「……俺の故郷の近所の人に突然不幸な事があってな… 最近はともかく昔は俺にとって関わりのある人だった。 だけど、記憶の中と今とでは違っていた。 記憶の中のあの人とはもう二度と会えない…… 誰もが皆、その事に悲しんでいた…… 俺はそんな悲しみを背負うのは嫌だし、誰にも味あわせたくない……」 「…………だからあんなに補強増設もして、女神をたくさん仕入れたのですね」 鹿島が察したかのように言った。 鹿島にすら帰った時の事は話さなかったが、 鋭い彼女は俺の言わんとする事がわかっていた。 「ああ。俺達は人々を悲しませない為に戦っている。 だけど俺達にだって、全ての時間を閉ざしてしまって、 悲ませてしまう立場になってしまうかもしれないから…」 「おかげでこの鎮守府の資材や予算に余裕がなくなってきてますよ」 「すまない、俺のエゴに付き合わせてしまって…」 大淀の苦言には何も言い返せなかった。 正直もっと他にやりようだってあったと思わなくもない。 「あなたは前々から命というものの尊さをあなたなりに知っていたけど、 まさかこの鎮守府所属じゃない艦娘にまで施すとはね。 しかも今までこの鎮守府の艦娘にさえ行っていなかったのに極端すぎね」 霞の言葉も突き刺さって耳が痛い。前々から自覚している分なおさらだ。 「ま、あなたがやけに極端なのは前々からわかっていたし、 今回はそれが割と良い方向に向かっているからいいわ。 前の司令官を否定するわけじゃないけど、前の司令官は応急修理道具をしまい込んでいたからね。 もっとも、前の司令官は応急修理道具を持ち出す必要のないような的確な采配ができたとも言えるけどね」 「霞……」 「だからといって、あなたのやり方を否定はしないわ。 あなたに前の司令官のようなことをしろと言っても無理でしょうからね」 「ぐ……」 霞の言葉は正しい。俺に前の提督と同じ事をしろと言われても無理だ。 だが経験が未だに浅いという言い訳は許されないだろう。 霞がその事を知らないわけはないだろうし。 「艦娘を失わないための気持ちを持つのは結構なこと。 でもね、鎮守府の資材のことも考えなさい。 応急修理女神は資材と引き換えに手に入れたわけだから、 資材がなくなっちゃえば戦うことも出来なくなって、 結果守れなくなっちゃって本末転倒よ」 「……一応、資材も予算も鎮守府の機能には影響がない程度にはあります」 「そこら辺は俺も考えていたさ」 「でも演習や開発を繰り返したりすればなくなる可能性が高いです」 「だから遠征を繰り返すことになって、 そのせいで遠征部隊の警護練習がままならなくなるわ」 「そこは私に任せてください。私が彼女達の効率的な練習プランを立てます。 練習巡洋艦として、提督さんの秘書艦として、私の力、見せてあげます」 俺の行動の結果、鹿島にいらぬ負担をかけてしまう事になろうとしている。 だけど鹿島は嫌な顔一つ見せずに俺の力になるべく頑張ろうとしている。 ならば尚更俺も提督として頑張らなければな。 「思ったよりもいい提督みたいね。新任提督と聞いて少し不安だったけど」 「鹿島が認めた提督だからね。少なくともこれからにも期待できるわ」 ローマとザラが口々に言った。彼女達に限らないが 多くの新着艦娘は最初の頃は俺の力を不安視していたが、 この数日の俺の艦隊指揮を見てある程度は信頼できると思っただろう。 「ただ……よくわからない人でもあるのよね。 サミットの警備という重要な任務にはまったく物怖じする気配がないのに、 日常の小さなことで気分が落ち込んだりするんですから」 「大体はキャンペーンのおまけを手に入れられなかった時とか…… 連装砲ちゃんグラスを探し回ったあげく手に入らなかった時は結構落ち込んでたし……」 「昔からこうなんです。凍った路面をためらうことなく全力疾走して走りきったかと思ったら、 なんの変哲もない、ちょっとした段差で思いっきり蹴つまずくような人なのですから」 大淀は俺がまだ提督ではなかった時からの知り合いである為、 俺がどういう人間なのかを概ね知っている。 大淀に限らず鹿島や霞など、この鎮守府が元々の所属の艦娘は大体そうだ。 人が良く力はないわけではないが精神的に若干不安定だから 艦娘達が一生懸命サポートしようとして頑張れているんじゃないかと よその鎮守府等では噂になっているらしい。 本当のところはどうなのかはわからないが、 みんなが頑張ってくれて鎮守府が上手く動く分には嬉しいが 提督として安定して力を出して働けないのはプライドが許さないので、 一人前の提督になる為に自分一人でも鎮守府を動かせるようにならないとな。 「まあ私たちだけでも鎮守府運営ができるようになって 提督なんてもういらないなんて言われないように頑張りなさい」 俺の心のうちを見透かしたかのように霞が言った。 あまりきつい物言いでないのはやる事はちゃんと出来ているからなのか、 それとも俺に対して諦め気味だからなのか…… 少なくとも今は何とか期待されているのだろうと思いたい。 見切りを付けたのならもう何も言わないはずだろうし…… 「あっ、提督、まだこちらにいらしたのですか」 「明石か…いけない、これから工廠で開発を行うんだった」 「何やってんのよもう…」 「そうですよ。今日開発を手伝う鳳翔さんも待ちくたびれてますよ。 提督がいなかったら開発も改修も勝手に出来ませんから」 「わかった。今から急いで行く」 「ちゃんと資材のことも考えてやってくださいね。 開発資材は満杯ですけど基本資材は少なくなってますから」 「改修は開発とは違って失敗しても貴重な改修資材を消費しちゃうから、 失敗のリスクを犯してでも節約するか、 大量消費してでも確実に結果を出すか、 今ある物や必要な物を考えてやりなさい」 霞の忠告を胸に俺は工廠で待っている鳳翔の所へ急いだ。 「今日も一日お疲れ様です。はい、ユンケルです」 「ありがと……」 早速ゴクンゴクンと飲んだ。たまった疲れがとれる気がしてくる。 ちなみにユンケルは鹿島のおかげで一日で約10万本以上も売れたらしく、 このユンケルはその御礼として鎮守府に送られたものである。 「ふー、疲れが一気にとれた気分だ。まだもうひと頑張り出来そうだ」 「それじゃあ、私にホワイトデーのお返しをください。 チョコカツ丼も珍しいものでよかったですけど、 他のみなさんだってもらっていますし」 今日の夕食は俺のポケットマネーによるチョコカツ丼だった。 カツの調理は手間を考えて男性の料理係に任せたが、 ソースとなるチョコに関してはアドバイスを受けながらも俺が作った。 チョコカツ丼は鎮守府のみんなに出したが、 2月14日時点で在籍していた女性にはバレンタインデーのお返しとして カツを一つ多く乗せ、ソースも多めにしておいた。 どこの鎮守府に夕食を作る提督がいるのか。 いや、どこかにはいるだろうけどさ、 俺は明日の仕事を頑張るつもりで今日の仕事を早く切り上げ、 男性スタッフ達と共に夕食の調理に携わったのだった。 仕事を早く切り上げたとは言っても休んだわけではなかったので、 結局疲労がたまっていた事を考えたら彼女の気遣いはありがたい。 「そうだな。君からもらったものは特別なものだったからな。 だからお返しも……特別なものじゃなけりゃな……!」 「あっ…ちょっと、いつもより大た…ん……」 彼女を背後からぎゅっと抱きしめ、驚いて顔を振り向いた瞬間唇を唇で塞いだ。 「ん……ん…………」 互いの柔らかくて温かいところ同士が触れ合う。 たったそれだけでも甘くてドキドキするものだが、 それだけでは飽き足らず、更に舌も相手の口内に入れた。 一瞬驚かれたが、すぐに彼女も舌を絡めてきた。 唇と唇を重ね合わせるだけのキスが甘酸っぱい果実なら、 舌と舌を絡め合うキスは禁断の果実だろう。 「ん…ん……んー…」 口で禁断の果実を味わっている頃、 手を服の中に忍ばせて胸にたわわに実った果実…… いや、今の時期ならまだジューシーな肉饅と言うべきか…… それをブラジャー越しに揉んでいた。 そしてブラジャーを上にずらし、直接胸を愛撫した。 「んんんっ、んん……」 深いキスをしていた為に漏れるような声しかたてなかったが、 彼女はしっかりと感じているようだった。 たっぷりとしながら程よい弾力と柔らかさのある乳肪とは対象的に 乳首はグミみたいに固くなっていた。 右手を彼女のパンティの中に入れ、秘部に直接触れた。 そこは全体的に濡れていて、パンティもかなり湿っていた。 俺はクリを手の平で軽く刺激しながら中指を濡れた穴に入れた。 三ヶ月ちょっと前は十分濡らしても 小指の先さえも入らないような感じだったのに 今は割とすんなりと入っていく。 「んっ…あああっ!!」 これには彼女も耐えられなかったのか、口を話して大声をあげた。 彼女の穴がきゅんと指を締め付ける。 しかしそれは拒むように異物の挿入を防ぐようなものではなく、 入ってきたものを逃がすまいと咥え込むかのようだった。 俺はすんなりと指が入ったのでもう十分と思い愛撫を止めた。 彼女の顔もいつものようなキリっとした目つきではなく、 快楽にとても蕩けているような目つきだった。 「あっ……」 「もう…いいか……」 「ええ…お好きなように…」 彼女の言葉を聞くや否や、 俺はズボンの中で固くなっていたちんちんを出した。 そして彼女を壁に手を突かせ、 パンティを少しずらしてちんちんを秘部にあてがい…… じゅぶりっ! 「くあっ!?」 躊躇いなく一気に突き入れ、 根本まで一瞬で彼女に飲み込まれていった。 「ああ……あなたのが…入ってきて…る……」 力のないような声とは裏腹に 彼女の身体は俺を逃がすまいと言わんばかりに強く締め付けた。 「うあっ…温か過ぎて、強く締め付けて…もう…溶けてしまい…」 「はい…私の中に……好きな…だけ… 熱いのいっぱい…奥まで満た…」 「もう出…」 びゅるん! 堪え性のない俺は言葉が終わらない内に出してしまった。 体位といい時間といい、これではまるで野生動物の交尾だ。 確かに誰もがいつ死ぬのかわからず、 行為に及ぶという事はなくはない。 しかし人間は子孫を残す為だけでなく、 お互いの愛を時間をかけて確かめ合う為にも行為に及ぶ。だのに…… だがそんな考えは彼女の中を俺の想いで満たそうと言わんばかりに 中に注ぎ続ける快楽に頭を支配され、消えていった。 「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」 「気持ち良さそうでよかったです…… 私の中があなたのでいっぱい…… ぐふふ……これだけ出されたら私はママに… あなたはパパになっちゃいますね…うふふ……」 「そうだな……俺の両親を祖父母に出来そうだな……」 「…………」 俺の言葉に彼女の顔がほんの少しだが曇った。 「……これだけ出されても排卵日じゃなかったら意味がありません…… 艦娘は仕事柄ストレスが溜まりやすく、 二次成長に影響が出たり、生理周期も安定しなかったり……」 「君は悪くない。君達艦娘は平和に暮らす人々の為に戦っているんだ」 「でも…」 「だったら頑張って早く戦いを終わらせよう。 そして人々も艦娘も、みんな平和に暮らせるような世界にするんだ。 誰もが安心して暮らせる世界をさ」 「ええ……頑張りましょう……」 「だけどもし今できたら…」 「大丈夫です。そういう時のため…じゃないですけど、 子供の育て方とか、あやし方とか、ちゃんとわかってますから」 「できるのか?」 「鎮守府で働いているスタッフの子供達の面倒を昔見たこともありますからね。 いつか私自身もそういう立場になるかもしれないだろうと思って、 しっかりと子供の見方とかも学んでおきました」 「君は本当に凄いな……」 「うふふっ……それはそうと…… こっちの方も頑張れそうですね。とっても元気そうです」 「ん……そうだな…」 出したばかりだというのに俺のものは全然萎えていなかった。 ドリンクのせいなのか、俺の性欲がまだ尽きないのか…… なんにしろ彼女もまだまだ満足していないだろう。 「よし、やるか」 「言っておいてなんですけど、大丈夫ですか?」 「大丈夫。夜はまだまだ長いしさ」 「そうですね。明日は徹夜しますから起きる時間も遅い頃でいいでしょうし。 せっかく始めたんですから、もっと楽しみましょう」 人間は自分がいつどうなるかなんて誰にもわからない。 だから俺達は出来る時にするべき事をしておきたい。 取り返しがつかなくなって公開する事がないように。 ―終― +後書き 779 :名無しの紳士提督:2016/03/14(月) 18 24 43 ID 8GQyF2h. 以上です 今回は本当はもうちょっとだけ軽い話にしようと思ってましたが ちょっとしたことがあったので少しだけ重くなりました でも重い話は好きじゃないのでなるべく軽い感じになるようにしました 本当はすぎのこ村とかのネタもやりたかったんですけどね…… それではまたいずれ これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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前ページ次ページメンテナンス情報 アップデート予告 アップデート内容 コメント タグクラウド 関連ページ アップデート予告 公式ツイッター より転載 次回の「艦これ」全サーバ群共通メンテナンス&アップデートは、今週水曜日【1/22】午前11 00より実施予定です。同メンテに伴うアップデートでは、「加賀」「鳳翔」「陸奥」追加ボイスの実装なども予定しています。どうぞ、お楽しみに! アップデート内容 公式ツイッター より転載 01▼航空母艦【加賀】追加&時報ボイスの実装 【加賀】に「補給」「放置」ボイスを追加、さらに【加賀改?】には「時報」ボイスも追加実装されました。全ボイス新収録です! 02▼戦艦【陸奥】及び航空母艦【鳳翔】追加ボイスの実装 改装(改造)後の【陸奥改?】及び【鳳翔改?】に「補給」「放置」及び「母港」ボイスの一つがそれぞれ追加/更新実装されました。 03▼軽巡洋艦【五十鈴】追加ボイスの実装 第二改装(改造)後の【五十鈴改二】に「補給」「放置」ボイスの追加に加え、新収録の「挨拶」「母港」「入渠」「出撃」「攻撃」ボイスがそれぞれ一つずつ、計7ボイスが追加/更新実装されました。 04▼UIの調整 細部修正で恐縮ですが、改装(改造)時のアラートメッセージの文字が見切れている箇所と、「北上改二]」「大井改二」のタッチ座標判定に不具合がある点を修正致しました。 05▼入渠時間の修正 先日投入された新艦娘「大鳳」及び「あきつ丸」の入渠時間の計算にバグがありましたので修正致しました。 「大鳳」…本来仕様より短い入渠時間だったのを仕様通りに修正 「あきつ丸」…本来仕様より長い入渠時間だったのを仕様通りに修正 申し訳ありません。 06▼新しい家具の実装 冬物関係の一部家具を更新し、下記の家具が投入されました。 【執務机】…低コストな提督の机です(再投入です)。※家具職人不要 【節分「豆まき」セット】…節分用の新家具です。※家具職人不要 【大人の節分セット】…少し大人な新家具です。※要家具職人 07▼チート対策の強化 通常のプレイではできない、利用規約や【ゲームルールを逸脱した方法】でプレイをされる方をトレースするシステムを強化しました。該当の方は戦闘時等の任意のタイミングで通信エラーでの遮断、及び任意のタイミングでアカウント停止等の対応となる場合があります。 コメント 最新の30コメントを表示しています。 名前 コメント すべてのコメントを見る タグクラウド 艦娘 駆逐艦 軽巡洋艦 重巡洋艦 戦艦 装備娘 軽空母 睦月型 建造 潜水艦 朝潮型 球磨型 長良型 正規空母 特型駆逐艦 開発 千歳型 妙高型 暁型 川内型 吹雪型 高雄型 最上型 金剛型 伊勢型 白露型 小口径主砲 大和型 阿賀野型 陽炎型 航空戦艦 翔鶴型 祥鳳型 期間限定海域 装備 天龍型 利根型 飛鷹型 青葉型 大口径主砲 水上機母艦 扶桑型 応急修理要員 長門型 古鷹型 艦上戦闘機 間違った報告を入力したので消去 巡潜3型 任務 遠征 イオナ 綾波型 霧 三式潜航輸送艇 巡潜乙型 家具 ぷらずま 海大Ⅵ型a 巡潜乙型改2 島風型 魚雷 天城型 夕張型 中口径主砲 誤ったコメ投稿をしたため削除 関連ページ ▼wikiレンタル代価広告
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38 :6-632:2014/04/19(土) 22 15 19.48 ID 1AcVbCPh では予告の「アレ」を書きます 1.今回は非エロとなります 2.舞台は現在の日本となります。色々と原作クラッシャーです 3.史実部分に関しては細心の注意を払い研究しましたが、異なっていたらごめんなさい ************************************************************************** 俺は、突如出現した「深海棲艦」に対応するため再編された海軍の横須賀鎮守府に勤務している指揮官だ この謎の敵は海上自衛隊の力をもってしても排除できなかった恐ろしい敵だ 俺は現在秘書を務める加賀と新たな赴任地へ移動しているところだ 先日の人事異動で呉鎮守府へ移動となってしまった。 「加賀、どうだ快適か?」 「ええ、とても。でも提督、何で海路ではなく陸路を?」 加賀が首をかしげた。 俺はゆっくりとなぜ「コレ」を移動手段に選択したのかを加賀に語り始めた 「加賀は、“弾丸列車計画”というのを知っているか?」 ふと加賀に尋ねる 「確か、東京から下関を経由して満州に伸びる時速160キロを超える交通手段だった と記憶してるわ。でも顛末は知らない。沈んでしまったから」 昔の記憶を辿るように遠い眼をして答える加賀 「そう、これはその弾丸列車の延長なんだよ。」 「ところで、加賀、桜花は・・・。知らないか」 「ええ」 加賀か間髪入れずに答える。まぁ無理もない桜花が開発されたころ 加賀は冷たい海の中に居たのだから 「桜花は旧海軍が開発した“特別攻撃”用の兵器なんだ。北上やゴーヤが嫌がる“アレ”と同系列だな」 加賀が震えて講義をする 「それが、今何の関係があるのですか!“アレ”が意味する事。提督も割ってるはずで」 俺は加賀の抗議にかぶせるように言う 「この乗り物はな、その桜花を設計してしまい、苦しんだ開発者が開発に絡んでる」 「それに、加賀に搭載してるゼロ戦の開発者や陸軍の通信技師もだ」 加賀は完全におかんむりだった 「では、何故提督はこんな危険な兵器でくつろいでいるのですか!!」 「だからだ、彼らはこの乗り物を設計する時に『もう二度と人殺しはしない この乗り物に乗った人は何があっても死んではならない。絶対に安全なもの作る』 と心に固く誓ってこの乗り物を作ったそうだ。 そして、それらの指揮を執った人物は弾丸列車を夢を持ちつつ、志半ばで散った 者の息子だったという」 加賀は黙って聞いている 「彼らの思いが強かったからは知らないが、大きな地震が直撃し、ボディーマウントしつつも この乗り物は誰も犠牲者を出さなかったと言いう逸話もある」 加賀も頷きながら 「私も、昔は皆を守りたかったから必死に戦った。この子(ゼロ戦)を作った人も 私が居なくなってから、守りたいものを必死に守れる子を作っていたのね」 とつぶやいた 乗り物か軽快な音楽を鳴らす そののち女性の声が流れ始める 『まもなく、広島です。山陽線、呉線、可部線、芸備線はお乗換えです。 今日も、新幹線をご利用くださいまして、ありがとうございました。』 もうそろそろ、降りる支度をしなくては 「なぁ、加賀。50年の長い間、地震の直撃を受けてもなお、乗客が一人も死んでないんだ それは、誇れることだろう?桜花をゼロ戦を開発して多くの人を殺したとひどく後悔した彼ら への供養とならないか?」 加賀は冷静さを取り戻し 「そうね、きっと」 それだけ言ってドアを出る。 かつて、戦火の中多くの人の悲しみをこだまさせた技術は 時を経て日本を照らすひかりとなった 1964年からこの国を照らしているひかりは、やがて大きなのぞみとなり この、みずほの国とも呼ばれる日本を照らし続けている。 「なぁ、加賀その・・・。ありがとう。この国を守ってくれて。 そして、これからは深海棲艦の駆逐の為にまた力を貸してほしい」 ぼそっと俺がつぶやく あの戦いを知らない俺が言うのはルール違反かもしれないが・・・。 「抵当。その言葉で十分です」 いつもは表情が硬い加賀もこの時ばかりは満開のさくらのような笑顔を返してきた +後書き 40 :6-632:2014/04/19(土) 22 49 35.22 ID 1AcVbCPh と、いうことで完全自己満足な「アレ」を書きました。 はい、「しまかぜ」の時と同じように「鉄ヲタ提督シリーズ」ですが 多少史実を湾曲させてます 桜花の設計者→0系新幹線の車体をデザインした ゼロ戦の設計者→正確にはゼロ戦の試験飛行中に発生した空中分解事故の原因を特定した人 →脱線事故に対してゼロ戦と同じ原理で発生する可能性を見出し台車につけるバネの改良 陸軍の人→ATC(列車の車間距離などを計算してコントロールする装置)の生みの親(2014年現在ご存命) 特にゼロ戦の人は目の前で海軍航空隊員を事故で亡くし桜花の人は桜花の「アレ」的運用に反対だったので 「新幹線は絶対に安全でなければいけない。もう誰も死なしてはならない」と口を酸っぱくして言っていたそうです。 加賀さんをいチョイスしたのは、わが艦隊一の空母だから・・・。 では乱文失礼しました