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769 :名無しの紳士提督:2016/03/14(月) 18 05 25 ID 8GQyF2h. ホワイトデーという事で鹿島SSの続きを投下します 独自設定があったり、タイトルがネタ切れ気味ですがご了承ください 770 :未来の為にするべき事は:2016/03/14(月) 18 06 07 ID 8GQyF2h. 3月14日はホワイトデーだ。一部の恵まれた男にとって懐が寒くなるものだ。 提督となって最初のバレンタインだったが、提督となると同時に結婚した為か、 俺への贈り物はそれほど多くはなかった。 まあ結婚したからこそ貰えた物もあったが、それはそれである。 しかし俺にはお返しを悩んでいる暇などなかった。 「まず!秋月型と防空巡洋艦はサミット会場の近海を固めてもらう」 俺達は二ヶ月ちょっと後の国際サミットの警備の担当を決めていた。 「次に軽空母と軽巡洋艦多数、金剛型戦艦と明石と速吸、秋津洲と瑞穂は湾内、 戦艦と正規空母、装甲空母に少数の軽巡洋艦に 重雷装巡洋艦、千歳と千代田は沖合に配置する。 駆逐艦と重巡洋艦、航空巡洋艦に、潜水艦達は湾内と沖合に満遍なく分ける。 大鯨と大和と間宮と伊良湖はホテルで料理人兼警備員を担当、 金剛とプリンツ・オイゲンとイタリアとアイオワは海外の要人の警護を担当してもらう。 鹿島と大淀は艦隊指揮のサポートの為に俺と一緒にいてくれ」 「サミットの警備配置は以上ですね」 「ああ」 「では観艦式の時の警備はいかがなさるおつもりで?」 「観艦式の時の警備は観艦式に参加する艦が決定次第、 不参加となった艦から編成する」 「わかりました。では本日の会議はこれにて終了しますね。お疲れ様です」 「お疲れ様です」 「ふー」 俺達の鎮守府がサミットの時の海上警備の担当と知らされて十日余り。 全国の鎮守府どころか海外からも艦娘達がやってきて大本営の本気さをうかがわせる。 故に俺が提督業をお役御免になるかと思ったが、そういった話は一切聞かない。 遠征や船団護衛等の業務に限定されているというわけでもなく、 この鎮守府の最高責任者は相変わらず俺という事なのだろう。 「提督、そろそろ遠征隊の編成を」 「わかった」 今はサミットの警備の訓練と鎮守府の通常業務、 両方をこなさなければならないのがつらいところだ。 「我ら東京急行艦隊、準備完了だ」 「『いともった?』」 「『いと』……ああ、応急修理女神だね」 「ちゃんとみんな…………持ってます」 「確かに……持っているな」 「補強増設して女神を装備してから一度も外してないから大丈夫だよ」 「だが気付かぬ内になくなっているかもしれぬ。確認は大切だ」 「それじゃ確認したところで、行ってくるよ。 帰ってきたボクを見て驚かないようにね」 こうして遠征部隊の睦月型の六人は東京へ向かった。 いつもの遠征のついでに皐月の更なる改造も施されるのだ。 「あの……思ったんですけど、何で応急修理女神を持ったかの確認が 『いともった?』という言葉なのです?」 「何となく元ネタはわかりますけどね。 あるゲームで脱出用アイテムを用意したかの確認の言葉でしたか?」 「ああ。シンプルですぐに言えるだろ? 命を繋ぎ留めるアイテムを持ったかどうかの確認の合言葉に相応しい」 「それはわかりましたけど…この一週間の間の提督、少しおかしいですよ。 補強増設とかしてなかったのに急に補強増設しだして… それも元々この鎮守府に所属していた艦娘だけでなく、 サミット関係でやってきた艦娘にまでして、 応急修理女神だって大量に仕入れて……」 「先週の土曜と日曜が休暇だったので 私に艦隊指揮を任せて実家にお帰りになりましたけど、 私も無理してでも一緒に帰った方がよかったのでしょうか…… ねえ……何があったのですか?」 「それとも雛祭りの時に強いお酒を飲んだせいかしら?」 俺を見る鹿島の目が物凄く俺を心配していると訴えている。他の艦娘もそうだ。 「…………田舎だと近所の付き合いも大切にしなけりゃならん。 義理事があったら出かけなければならない。 俺は一人っ子だからこれからは特にそれが大事になる」 「はぁ?何それ?意味わかんない」 はっきりと言わない物言いに霞がキレた。 まあ正直キレるのも無理はないだろう。 「……俺の故郷の近所の人に突然不幸な事があってな… 最近はともかく昔は俺にとって関わりのある人だった。 だけど、記憶の中と今とでは違っていた。 記憶の中のあの人とはもう二度と会えない…… 誰もが皆、その事に悲しんでいた…… 俺はそんな悲しみを背負うのは嫌だし、誰にも味あわせたくない……」 「…………だからあんなに補強増設もして、女神をたくさん仕入れたのですね」 鹿島が察したかのように言った。 鹿島にすら帰った時の事は話さなかったが、 鋭い彼女は俺の言わんとする事がわかっていた。 「ああ。俺達は人々を悲しませない為に戦っている。 だけど俺達にだって、全ての時間を閉ざしてしまって、 悲ませてしまう立場になってしまうかもしれないから…」 「おかげでこの鎮守府の資材や予算に余裕がなくなってきてますよ」 「すまない、俺のエゴに付き合わせてしまって…」 大淀の苦言には何も言い返せなかった。 正直もっと他にやりようだってあったと思わなくもない。 「あなたは前々から命というものの尊さをあなたなりに知っていたけど、 まさかこの鎮守府所属じゃない艦娘にまで施すとはね。 しかも今までこの鎮守府の艦娘にさえ行っていなかったのに極端すぎね」 霞の言葉も突き刺さって耳が痛い。前々から自覚している分なおさらだ。 「ま、あなたがやけに極端なのは前々からわかっていたし、 今回はそれが割と良い方向に向かっているからいいわ。 前の司令官を否定するわけじゃないけど、前の司令官は応急修理道具をしまい込んでいたからね。 もっとも、前の司令官は応急修理道具を持ち出す必要のないような的確な采配ができたとも言えるけどね」 「霞……」 「だからといって、あなたのやり方を否定はしないわ。 あなたに前の司令官のようなことをしろと言っても無理でしょうからね」 「ぐ……」 霞の言葉は正しい。俺に前の提督と同じ事をしろと言われても無理だ。 だが経験が未だに浅いという言い訳は許されないだろう。 霞がその事を知らないわけはないだろうし。 「艦娘を失わないための気持ちを持つのは結構なこと。 でもね、鎮守府の資材のことも考えなさい。 応急修理女神は資材と引き換えに手に入れたわけだから、 資材がなくなっちゃえば戦うことも出来なくなって、 結果守れなくなっちゃって本末転倒よ」 「……一応、資材も予算も鎮守府の機能には影響がない程度にはあります」 「そこら辺は俺も考えていたさ」 「でも演習や開発を繰り返したりすればなくなる可能性が高いです」 「だから遠征を繰り返すことになって、 そのせいで遠征部隊の警護練習がままならなくなるわ」 「そこは私に任せてください。私が彼女達の効率的な練習プランを立てます。 練習巡洋艦として、提督さんの秘書艦として、私の力、見せてあげます」 俺の行動の結果、鹿島にいらぬ負担をかけてしまう事になろうとしている。 だけど鹿島は嫌な顔一つ見せずに俺の力になるべく頑張ろうとしている。 ならば尚更俺も提督として頑張らなければな。 「思ったよりもいい提督みたいね。新任提督と聞いて少し不安だったけど」 「鹿島が認めた提督だからね。少なくともこれからにも期待できるわ」 ローマとザラが口々に言った。彼女達に限らないが 多くの新着艦娘は最初の頃は俺の力を不安視していたが、 この数日の俺の艦隊指揮を見てある程度は信頼できると思っただろう。 「ただ……よくわからない人でもあるのよね。 サミットの警備という重要な任務にはまったく物怖じする気配がないのに、 日常の小さなことで気分が落ち込んだりするんですから」 「大体はキャンペーンのおまけを手に入れられなかった時とか…… 連装砲ちゃんグラスを探し回ったあげく手に入らなかった時は結構落ち込んでたし……」 「昔からこうなんです。凍った路面をためらうことなく全力疾走して走りきったかと思ったら、 なんの変哲もない、ちょっとした段差で思いっきり蹴つまずくような人なのですから」 大淀は俺がまだ提督ではなかった時からの知り合いである為、 俺がどういう人間なのかを概ね知っている。 大淀に限らず鹿島や霞など、この鎮守府が元々の所属の艦娘は大体そうだ。 人が良く力はないわけではないが精神的に若干不安定だから 艦娘達が一生懸命サポートしようとして頑張れているんじゃないかと よその鎮守府等では噂になっているらしい。 本当のところはどうなのかはわからないが、 みんなが頑張ってくれて鎮守府が上手く動く分には嬉しいが 提督として安定して力を出して働けないのはプライドが許さないので、 一人前の提督になる為に自分一人でも鎮守府を動かせるようにならないとな。 「まあ私たちだけでも鎮守府運営ができるようになって 提督なんてもういらないなんて言われないように頑張りなさい」 俺の心のうちを見透かしたかのように霞が言った。 あまりきつい物言いでないのはやる事はちゃんと出来ているからなのか、 それとも俺に対して諦め気味だからなのか…… 少なくとも今は何とか期待されているのだろうと思いたい。 見切りを付けたのならもう何も言わないはずだろうし…… 「あっ、提督、まだこちらにいらしたのですか」 「明石か…いけない、これから工廠で開発を行うんだった」 「何やってんのよもう…」 「そうですよ。今日開発を手伝う鳳翔さんも待ちくたびれてますよ。 提督がいなかったら開発も改修も勝手に出来ませんから」 「わかった。今から急いで行く」 「ちゃんと資材のことも考えてやってくださいね。 開発資材は満杯ですけど基本資材は少なくなってますから」 「改修は開発とは違って失敗しても貴重な改修資材を消費しちゃうから、 失敗のリスクを犯してでも節約するか、 大量消費してでも確実に結果を出すか、 今ある物や必要な物を考えてやりなさい」 霞の忠告を胸に俺は工廠で待っている鳳翔の所へ急いだ。 「今日も一日お疲れ様です。はい、ユンケルです」 「ありがと……」 早速ゴクンゴクンと飲んだ。たまった疲れがとれる気がしてくる。 ちなみにユンケルは鹿島のおかげで一日で約10万本以上も売れたらしく、 このユンケルはその御礼として鎮守府に送られたものである。 「ふー、疲れが一気にとれた気分だ。まだもうひと頑張り出来そうだ」 「それじゃあ、私にホワイトデーのお返しをください。 チョコカツ丼も珍しいものでよかったですけど、 他のみなさんだってもらっていますし」 今日の夕食は俺のポケットマネーによるチョコカツ丼だった。 カツの調理は手間を考えて男性の料理係に任せたが、 ソースとなるチョコに関してはアドバイスを受けながらも俺が作った。 チョコカツ丼は鎮守府のみんなに出したが、 2月14日時点で在籍していた女性にはバレンタインデーのお返しとして カツを一つ多く乗せ、ソースも多めにしておいた。 どこの鎮守府に夕食を作る提督がいるのか。 いや、どこかにはいるだろうけどさ、 俺は明日の仕事を頑張るつもりで今日の仕事を早く切り上げ、 男性スタッフ達と共に夕食の調理に携わったのだった。 仕事を早く切り上げたとは言っても休んだわけではなかったので、 結局疲労がたまっていた事を考えたら彼女の気遣いはありがたい。 「そうだな。君からもらったものは特別なものだったからな。 だからお返しも……特別なものじゃなけりゃな……!」 「あっ…ちょっと、いつもより大た…ん……」 彼女を背後からぎゅっと抱きしめ、驚いて顔を振り向いた瞬間唇を唇で塞いだ。 「ん……ん…………」 互いの柔らかくて温かいところ同士が触れ合う。 たったそれだけでも甘くてドキドキするものだが、 それだけでは飽き足らず、更に舌も相手の口内に入れた。 一瞬驚かれたが、すぐに彼女も舌を絡めてきた。 唇と唇を重ね合わせるだけのキスが甘酸っぱい果実なら、 舌と舌を絡め合うキスは禁断の果実だろう。 「ん…ん……んー…」 口で禁断の果実を味わっている頃、 手を服の中に忍ばせて胸にたわわに実った果実…… いや、今の時期ならまだジューシーな肉饅と言うべきか…… それをブラジャー越しに揉んでいた。 そしてブラジャーを上にずらし、直接胸を愛撫した。 「んんんっ、んん……」 深いキスをしていた為に漏れるような声しかたてなかったが、 彼女はしっかりと感じているようだった。 たっぷりとしながら程よい弾力と柔らかさのある乳肪とは対象的に 乳首はグミみたいに固くなっていた。 右手を彼女のパンティの中に入れ、秘部に直接触れた。 そこは全体的に濡れていて、パンティもかなり湿っていた。 俺はクリを手の平で軽く刺激しながら中指を濡れた穴に入れた。 三ヶ月ちょっと前は十分濡らしても 小指の先さえも入らないような感じだったのに 今は割とすんなりと入っていく。 「んっ…あああっ!!」 これには彼女も耐えられなかったのか、口を話して大声をあげた。 彼女の穴がきゅんと指を締め付ける。 しかしそれは拒むように異物の挿入を防ぐようなものではなく、 入ってきたものを逃がすまいと咥え込むかのようだった。 俺はすんなりと指が入ったのでもう十分と思い愛撫を止めた。 彼女の顔もいつものようなキリっとした目つきではなく、 快楽にとても蕩けているような目つきだった。 「あっ……」 「もう…いいか……」 「ええ…お好きなように…」 彼女の言葉を聞くや否や、 俺はズボンの中で固くなっていたちんちんを出した。 そして彼女を壁に手を突かせ、 パンティを少しずらしてちんちんを秘部にあてがい…… じゅぶりっ! 「くあっ!?」 躊躇いなく一気に突き入れ、 根本まで一瞬で彼女に飲み込まれていった。 「ああ……あなたのが…入ってきて…る……」 力のないような声とは裏腹に 彼女の身体は俺を逃がすまいと言わんばかりに強く締め付けた。 「うあっ…温か過ぎて、強く締め付けて…もう…溶けてしまい…」 「はい…私の中に……好きな…だけ… 熱いのいっぱい…奥まで満た…」 「もう出…」 びゅるん! 堪え性のない俺は言葉が終わらない内に出してしまった。 体位といい時間といい、これではまるで野生動物の交尾だ。 確かに誰もがいつ死ぬのかわからず、 行為に及ぶという事はなくはない。 しかし人間は子孫を残す為だけでなく、 お互いの愛を時間をかけて確かめ合う為にも行為に及ぶ。だのに…… だがそんな考えは彼女の中を俺の想いで満たそうと言わんばかりに 中に注ぎ続ける快楽に頭を支配され、消えていった。 「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」 「気持ち良さそうでよかったです…… 私の中があなたのでいっぱい…… ぐふふ……これだけ出されたら私はママに… あなたはパパになっちゃいますね…うふふ……」 「そうだな……俺の両親を祖父母に出来そうだな……」 「…………」 俺の言葉に彼女の顔がほんの少しだが曇った。 「……これだけ出されても排卵日じゃなかったら意味がありません…… 艦娘は仕事柄ストレスが溜まりやすく、 二次成長に影響が出たり、生理周期も安定しなかったり……」 「君は悪くない。君達艦娘は平和に暮らす人々の為に戦っているんだ」 「でも…」 「だったら頑張って早く戦いを終わらせよう。 そして人々も艦娘も、みんな平和に暮らせるような世界にするんだ。 誰もが安心して暮らせる世界をさ」 「ええ……頑張りましょう……」 「だけどもし今できたら…」 「大丈夫です。そういう時のため…じゃないですけど、 子供の育て方とか、あやし方とか、ちゃんとわかってますから」 「できるのか?」 「鎮守府で働いているスタッフの子供達の面倒を昔見たこともありますからね。 いつか私自身もそういう立場になるかもしれないだろうと思って、 しっかりと子供の見方とかも学んでおきました」 「君は本当に凄いな……」 「うふふっ……それはそうと…… こっちの方も頑張れそうですね。とっても元気そうです」 「ん……そうだな…」 出したばかりだというのに俺のものは全然萎えていなかった。 ドリンクのせいなのか、俺の性欲がまだ尽きないのか…… なんにしろ彼女もまだまだ満足していないだろう。 「よし、やるか」 「言っておいてなんですけど、大丈夫ですか?」 「大丈夫。夜はまだまだ長いしさ」 「そうですね。明日は徹夜しますから起きる時間も遅い頃でいいでしょうし。 せっかく始めたんですから、もっと楽しみましょう」 人間は自分がいつどうなるかなんて誰にもわからない。 だから俺達は出来る時にするべき事をしておきたい。 取り返しがつかなくなって公開する事がないように。 ―終― +後書き 779 :名無しの紳士提督:2016/03/14(月) 18 24 43 ID 8GQyF2h. 以上です 今回は本当はもうちょっとだけ軽い話にしようと思ってましたが ちょっとしたことがあったので少しだけ重くなりました でも重い話は好きじゃないのでなるべく軽い感じになるようにしました 本当はすぎのこ村とかのネタもやりたかったんですけどね…… それではまたいずれ これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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100 :提督×大淀:2014/08/26(火) 16 45 17 ID vCTkZqVQ 提督と大淀がエロいことしてるだけの話です こんな時間まで執務室に残っていたのは、確かに仕事をこなす必要があったからだった。けれどもしかした ら、自分はこの状況を心の何処かで望んでいたのかもしれないと軽巡大淀は考える。 「うーむ。流石に一日中机に向かっていれば、いくら艦娘といえど肩はコるか」 男の無骨な指先が、女学生めいたセーラー服に包まれた大淀の肩へ背後から触れる。見た目とは裏腹に 繊細な手つきで、男の指先はコリをほぐすかのように大淀の細い肩を揉みしだいていった。 この執務室に大淀と提督は二人きりであり、提督はマッサージと称して大淀の肩に触れたのだった。 「うっ、あっ……提督……」 気恥ずかしいような、か細い声が大淀の唇からは漏れ出た。普段は理知的に執務に向かう彼女の眼鏡越し の瞳は、どこか羞恥に潤んでいるようだった。 「随分とコッてるなあ。なら、こっちの方はどうかな」 「い、いやッ」 非難するような大淀の声には構わず、提督の指先は胸元へと降りてゆく。両方の手で包み込むように胸元を 揉みしだかれ、大淀は羞恥とくすぐったさに椅子に腰掛けたまま身を捩った。 「ダメです。こんなところで……まだ書類が残って……」 そうは言うものの、大淀は身を硬くするだけで、積極的に抵抗する様子は見せない。提督は口元を歪めると、 大淀のおっぱいへと触れる指先に更に力を込めてゆく。 布越しに感じるひどくもどかしい刺激は、まるで大淀の身体の芯に熱を灯らせていくようだった。 「ダメだとは言うが、最近は仕事仕事で、全然セックスしとらんだろう」 「それは……」 「こうも仕事漬けだと身体に悪いぞ。たまには気分転換をせんとな」 言うが男の指先は、更に下へと降りていく。締まったウエストをなぞり、そして男の指先がスカートの中へと 潜り込む。その間も大淀は、羞恥に耐えるかのように唇を引き結んでいるだけだった。 提督の指先が下着のクロッチ部を軽く押し込めば、湿り気が指先を濡らす。湿り気の理由に気がついた提 督が面白そうに唇を歪めるが、大淀は白い肌を耳まで真っ赤にしながら顔を俯かせているだけだった。 「何だ大淀。ダメだと言っておきながら、お前もその気になっていたんではないか」 「違います。これは……」 「ははは。何が違うというんだ、んんぅ?」 指先が薄布の上から、割れ目を何度もソフトタッチで擦り上げる。触れるか触れないかの生殺しのような感 覚に、しかし大淀の秘所は敏感に反応を返し、更に愛液を溢れさせていく。 「いやぁっ……」 自分の意志とは関係なく提督の指先に反応を返す身体に、大淀は戸惑ったような声を上げた。下着の上か ら撫でられているだけで花弁はヒクつき、まるで何かを淫らに求めているかのようだ。大淀の半開きになった 唇から漏れる息には、自然と熱がこもっていく。 (苦しい……ああっ、もっと直接触って欲しいのに……) 既に大淀の身体は熱を持ち、出来上がりつつあった。それは提督とて分かっているのだろうが、依然として 直接触るような事はせずに布越しの愛撫を続けるだけだった。 (こんなの続けられたら、オカシクなる……もう駄目っ……) 大淀の指先が、提督の右手へと伸ばされる。提督の手首を掴んだ大淀は、縋るように提督を見上げた。天 井灯を反射する眼鏡のレンズ越しに、潤んだ瞳が提督を見つめている。 101 :提督×大淀:2014/08/26(火) 16 47 42 ID vCTkZqVQ 「ん? どうしたんだ大淀」 「ああっ……提督、私もう……限界です」 「ほう。限界、ねえ。だったら俺にどうして欲しいんだ?」 「それは……」 提督にどうして欲しいのか、そんな恥ずかしいことを大淀は口に出すわけにはいかなかった。しかし提督は 面白そうに大淀を見下ろしているだけだ。おそらく自分が言うまで、提督はずっとこうやっているつもりなのだろうというくらいは、長い付き合いで大淀も理解できた。 「……もっと、直接……触って欲しいんです」 「そうか。なら言葉通りにしてやろう」 言うが提督の指先が、大淀の下着の中に入り込む。薄布の中に溢れていた愛液で指先を濡らすや、提督 は萌毛の中に隠れていた肉芽を指の腹で撫で上げた。 「ふぁぁッ、ああ! そこ、駄目ぇっ……」 クリトリスに提督の指先が触れた途端、大淀は喉奥から掠れた嬌声を漏らし、眉根を寄せて快感を堪える かのようにする。 「ああっ、指……入れたら、そんな……」 クリトリスを撫で擦る手を休めないままに、提督はもう一方の手をスカートの中に潜り込ませ、中指を花弁 の中へと潜り込ませていく。既に溢れていた潤滑油によって提督の指先は難なく大淀の中へと飲み込まれて いった。 「随分とエロいマンコだな。指をぎゅうぎゅうと締め付けてくるぞ」 「イヤ……そんなこと、言わないでください……」 羞恥に頬を染める大淀の膣内を、提督は指先で楕円を描くように掻き回す。上下の膣壁を擦られた大淀は 快感の痺れに声を漏らすが、提督は膣壁の天井部のザラつく一点を見つけるや、そこを重点的に擦り上げる。 「ああっ、ああああッッ!!」 白い喉を反らせ、大淀は喉奥から堪えられない喘ぎを漏らす。当然クリトリスを刺激する指を提督は休めて いるはずもなく、Gスポットとクリトリスの両方を同時に刺激され、大淀の脊髄を快感の電流が休みなく駆け上 がる。 提督は膣内に二本目の指を挿入し、ゆっくりと前後に動かし始めた。指がピストンを繰り返す度、掻き出され た愛液がじゅぷじゅぷと音を立て、下着や椅子を汚していく。普段はどこか鉄と油の匂いが漂う執務室だが、 今はむせ返るような甘酸っぱい女の匂いで満ちていた。 「ダメッ、ダメェ! わたし、そんなッ、ああああッッ!!」 ここが執務室であるということも忘れ、大淀はあられもない喘ぎ声を漏らしていた。自らの肩を抱くようにし て、快感の世界に浸っている。 だらしなく口を半開きにしたまま快感に身体を震わせる大淀に、普段の取り澄ました優秀さは感じられない。 しかしそんな何も隠すものが無い素の大淀の姿は、提督のことをひどく興奮させるのだった。 「あああっ! 提督、わたしもうッ……いくっ……ああっ、ああああああッッ!!」 一際大きく身体を震わせ、大淀は絶頂を迎えたようだった。その証拠に愛液を吹きこぼしながら膣肉が収縮 し、提督の二本の指先をきつく締め付ける。熱くうねる膣内を指先で感じながら、提督は自らの主砲が疼くのを 感じていた。 102 :提督×大淀:2014/08/26(火) 16 49 20 ID vCTkZqVQ 大きな絶頂を迎えた大淀は、机に突っ伏したまま息を整えるように肩を上下させている。 「提督……」 恨めしいような口調で大淀は提督のことを見上げる。まだ今日の分の仕事は残っているというのに、こんな 状態になっては仕事どころではない。 イッたばかりにも関わらず、大淀の内側はまだ火が収まっていなかった。むしろ一度イッてしまった分だけ、 自分の中で燃え燻る情欲を自覚してしまっていた。 (セックスするのなんて、凄い久し振り) どころか自慰でさえ、仕事に追われ最近はしていなかった。そのせいなのか、愛液は椅子を伝って床まで 垂れ落ち、まるで漏らしてしまったかのようだ。 「わたし、まだ……満足、できてませんからね」 まるで生まれたての子鹿のようにふらつく足取りで立ち上がると、大淀は提督に言われるまでもなく、自ら 衣服を脱ぎ去っていく。スカートを床に落とし、もどかしくネクタイを外す。あっという間に淡い水色の下着姿に なった大淀は、その下着さえ躊躇なく脱ぎ去った。 (わたし、執務室で裸になってる。どうしよう、本当にここでセックスするんだ……) 興奮に生唾を飲み込みながらも、大淀はキュンっと下腹部が疼くのを感じていた。服を脱いでいる最中もだ らしなくヒク付く花弁からは、愛液が滴っていた。 乳首をツンっと勃起させ、愛液を滴らせながら、大淀は提督へと一歩を踏み出す。頬は薔薇色に染まり、自 分の体温で眼鏡が曇ってしまいそうだった。 そんな大淀の姿に、提督の主砲はビクリと更に体積を増す。既に提督もズボンを脱ぎ捨てており、赤黒く淫 水焼けした巨大な主砲が外気に晒されていた。 「そこのソファーに横になるんだ」 提督の言葉に頷き、大淀は応接用のソファーに仰向けで横たわる。淫熱で濡れそぼった視線は、まるで期 待するかのように提督の主砲を見つめていた。 「そんな風に期待されたら、俺も張り切らないわけにはいかんなあ。何せ大淀とセックスするのも久々だから な」 言うが提督はソファーに腰を据える間もなく、大淀の両足を筋骨隆々とした身体で割り裂くようにして正常位 で主砲を挿入する。 「あああっ! 提督っ……凄いっ、大っきいっ……」 挿入の痺れに大淀は歓喜の声を漏らすが、提督は余裕なく歯を食い縛った。 「くぅ、これは……」 入り口は痛いほどにキツく締め付けてくるにも関わらず、大淀の膣内は熱く濡れており、突き挿れた主砲が 火傷してしまいそうだった。まるで主砲を舐め擦るかのように膣ヒダは敏感な亀頭部分に絡みつき、蠕動運動 を繰り返しながら主砲に快感を与えてくる。 気を抜けば一瞬で射精してしまいそうな快感を、顎を引いて必死で追い払いながら、提督は大淀の膣奥へ 主砲を進めていく。 「ああっ、提督のオチンチンでわたしの中、一杯になって」 自らの指先を胸元に伸ばした大淀は勃起した乳首をくりくりと刺激しながら、提督の主砲を感じようと腰をグ ラインドさせる。 「ああっ! あああッッ!」 それだけで軽くイッてしまったのか、キュッと膣が窄まって更に提督の主砲を締め付ける。熱く爛れるかのよ うな膣内は更に温度を増し、まるで主砲の先端から溶けてしまいそうだった。 「くぅっ……大淀、俺も一度イクぞ」 掠れた声で宣言するや、提督はピストンを開始する。浅瀬を何度か前後させれば、それだけで射精感が駆 け上がってくる。 「ひぅっ、ああ!! ください、提督!! 提督の精子……わたしの中に、出してぇっ!!」 まるで射精を求めるかのように、大淀の膣は突き挿れた主砲をきゅうっと咥え込む。抗いようのない射精感 が身体を駆け抜け、提督は大淀の子宮口に密着させながら精液を吐き出した。 「ああああッッ! 凄い、中に精子……一杯出てます……」 じわりと下腹部に広がっていく精子の感覚に、大淀は心底気持ちよさそうに身体を振るわせた。 103 :提督×大淀:2014/08/26(火) 16 52 29 ID vCTkZqVQ 光悦とした吐息を漏らしながら、大淀は提督に蕩けたような笑みを向ける。一度射精したにも関わらず、提督 の主砲は未だ体積を保ったままだった。 「ああっ、オチンチン。まだ大っきいです」 「当たり前だ。そう簡単に終われるか」 言うが提督は腰を前後させ、大淀の奥を抉るかのように突き上げる。吐出されたばかりの精液と溢れ出てく る愛液の混合液を泡立てながら、提督のピストンは何度も大淀の最奥部を抉った。 「ひぁぁっ! あああッッ!! 奥、奥まで届いて……これっ、ああ……凄い……ッッ!」 奥を突かれるのが余程気持ちいいのか、大淀は主砲が前後する度に軽イキしたかのように身体を震わせて いた。 その度に膣内は収縮し、暖かくもキツく主砲を包み込んでくる。射精したばかりの敏感な主砲に与えられる には強すぎる快感であり、一突きごとに提督の背筋には痺れるような射精感が駆け上がってくる。 肉同士のぶつかる音と淫水の泡立つ音をかき消すかのように、普段からは想像も出来ない程に淫らな大淀 の嬌声が響いている。眼鏡越しに潤む瞳を見つめれば、提督の中に抗いようのない一つの欲望が沸き上がっ てきた。 興奮からか生唾を一つ飲み下すや、提督は絶頂へと至るためにピストンをより強める。ごりごりと膣内を削ら れ、大淀の嬌声も一段と高くなった。 「あああああッッ!! ダメ、提督ッ……もうっ、んあああぁッッッ!!」 ソファーが軋むほどに身体を反らせ、大淀は何度目かの深い絶頂を迎える。柔肉で主砲全体を圧迫され、 提督も限界だった。すると提督は腰を引き、膣内から主砲を引き抜く。 愛液で濡れ光る主砲を掲げるや、提督は大淀の顔面めがけて勢いよく精液を吐き出した。 白濁が踊り、黒く艶やかな髪を、形の良い眉を、そしてアンダーフレームの眼鏡を汚していく。 「精液かかって……凄い、匂い……」 顔面を精液で汚されながら更にイッてしまったのか、大淀は小刻みに何度も身体を震わせていた。 行為後、一人で大浴場で湯船に身体を浸しながら、大淀は考える。提督はまだ仕事が残っているらしく、ま だ執務室だった。 (わたしもまだ、仕事が残っているんですけどね……) そうはいってもあのままの状態で残りの仕事を片付けるわけにもいかず、渋々と大淀は執務室を引き上げ たのだった。 「……いつまでも、このままでいるわけにもいかない……か」 裏方を支えるのは確かにやりがいがあるし、自分にも合っているとは思う。しかし大淀は、自分も戦線に出 るべきではないかという思いが大きくあった。 (連合艦隊の運用は、これからの戦いできっと必要になる。わたしの能力も前線で役に立つはず) しかしそれは、一種の建前であることを大淀は理解していた。 (それに戦線に出るようになれば、今よりもきっと提督と一緒に居られる時間も増えるでしょうし……) そんなことを考えると胸の鼓動が早くなり、自然と顔が赤くなってしまう気もするが、長風呂をし過ぎたせいだ ろうと大淀は考えることにした。 +後書き 以上です、ありがとうございました! 眼鏡っ子に顔射というのは、やはりロマンがあると思うんです これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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501 :名無しさん@ピンキー:2013/09/21(土) 22 17 17.88 ID 5PxFhVs+ 不知火「司令、ゴミ箱を妊娠させるおつもりですか?」 司令「それよりも不知火を妊娠させたいな」 不知火「ご命令ならば」 近代化改修中 不知火「妊娠しました」 司令「ああ…俺と不知火の愛の結晶が」 天龍「……どういう身体の構造してんだ、不知火は?」 518 :名無しさん@ピンキー:2013/09/23(月) 21 03 58.03 ID Gik3WI7D ショタ提督「あ、あ、愛宕お姉さっ!ぼ、僕のおちんちんた、食べちゃダメ」 愛宕「提督のおちんちんとっても美味しい」 シ「お、おっぱい…おっぱい飲みたい」 愛「もう、甘えんぼさんね。はい、どうぞ…召し上がれ♪」 愛宕さんはこれくらいしか思いつかん。
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386 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 02 32 08 ID dRGPAu3I 可変式家具 枕二つのベッド ケッコンカッコカリをした艦娘を旗艦にしクリックすると暗転の後… 387 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 10 00 53 ID Z2Xa6GrI 五番目の建造ドックが開いて 388 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 10 30 01 ID IxAaNb3o*開発中*残り時間6719 59 48 389 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 12 36 36 ID Z2Xa6GrI そして那珂ちゃんダヨー 390 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 15 02 21 ID AI4.a3bs ケッコンカッコカリ後に共同建造システムとかあれば面白いのにな。 出来る海自艦娘 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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π艦巨砲主義 ※ふたなり千歳&ふたなり千代田のオナニーもの。 「おかしいわね。一体どこにいったのかしら、私の……」 思案気な顔で鎮守府の宿舎の廊下を歩く女性、その名を千歳という。帝国海軍に空母として籍を置く、所謂艦娘である。 つい先ごろ任務を終えて鎮守府に帰還し、羅針盤の都合で想定より日数の長引いた疲れと汚れを洗い流してきたその帰りであった。 「誰かが気を利かせて洗濯に出してくれた……?けれど、アレだけというのも……うーん。」 彼女が探しているのは入浴前に着用していた下着であった。浴室を出てみたところ何故かそれが見当たらない、しかも下だけが。 羅針盤の都合で作戦日数が延びて替えの下着が不足したため、つけ続けていたもののため汚れが酷い物だ。正直人に洗濯を任せるのは気が引けた。 「千代田なら何か知っているかしら……下着が無いなんて伝えたら、泥棒だとか変に暴走してしまいそうで困るのだけど。」 ふと脳裏に浮かんだ妹の姿に溜息をつく千歳。自身を極めて強く慕ってくる妹。 愛情が深いのは姉妹として望ましいのだろうが、千歳の身の回りにいらぬ気を回しすぎたり愛情表現が時折執拗すぎることが千歳の悩みの種であった。 「千代田、いるかし……」 『……ねえ……お、ねえっ……ちとせ、おねえっ……!』 妹の部屋の前に立ち、戸を叩こうとした千歳。それに先んじ部屋から洩れてきた声に動きを止めてしまう。 妹が連呼しているのが自身の名、しかも妙に熱っぽい声であることに気づき思考をしばし混乱させる千歳。 「……風邪、よね?多分。出撃中も妙に熱っぽそうに私を見たり、なんだか辛そうにしてたもの……」 強い違和感を感じながらも強引に自分を納得させる千歳。 しかし改めて戸を叩こうと意を決したその時……聞こえてきた言葉は、千歳の認識を根底から打ち崩すものであった。 『ほぉぉぉッ……お姉のっ、千歳お姉のパンツぅっ♥♥んおッ♥はひぃぃぃッ……♥♥』 「えっ……」 反射的に息を飲み、無意識に音を殺して扉を僅か開く千歳。細く室内を覗かせる戸口から覗いた室内の光景、それは…… 寝台の上にいる妹、千代田。しかしその着衣は前を肌蹴られ……豊かな乳房と、そして股に聳えた肉の器官を剥き出しにしていた。 「千歳お姉っ♥千歳お姉っ♥千歳お姉ぇぇっ♥お゛ッ、ほぉぉぉぉッ♥♥♥」 「う、そ……千代田?なんで、アレは私の……下着?」 当の千歳に見られているとも気づかず、寝台の上で千歳の名を連呼しながら股間で勃起する肉竿……男性と同様の生殖器を一心不乱に扱く千代田。 血管を浮き立たせ脈打つ凶悪な肉棒を摩擦するのと逆の手に絡ませ口元に押し当てた布……それは無くした筈の千歳のパンティであった。 クロッチの部分に鼻を押し当て大きく息を吸い込んだ千代田が酩酊したような表情となり、一際激しく喘ぐ。 「んお゛ぉぉッ♥キツいッ♥千歳お姉の体臭染みついてるぅッ♥おっほぉぉッ♥ちんぽバキバキになるぅぅッッ♥」 「う……ぁ……」 替えの不足のため、汚れても仕方なく履き続けた下着……行方不明になったと千歳が思っていたソレにむしゃぶりつく千代田。 発情期の獣のように発情し乱れ、赤黒くパンパンに腫れ上がった陰茎を乱暴に扱き立て続ける。 「ん゛ふうゥゥゥゥンッ♥千歳お姉のッ♥おしっこ染みッ♥美味しいぃぃッ♥イグッ……ほお゛ぉぉぉぉッッ♥♥」 「ひっ……そ、そんな……」 下着の僅かな染みを見つけ、そこを飴でも舐るかのように口に含んで蕩けた貌をし喘ぐ千代田……あまりにも卑しく淫らな妹の姿。 妹の過剰な好意も行き過ぎた姉妹愛に過ぎない……そう信じていた千歳にとって、妹が自身を性欲の的……自慰行為の種としている姿は衝撃的であった。 「出りゅっ♥ザーメンッ♥千歳お姉のおまんこ臭嗅ぎながらぁぁッ……チンポからザーメン射精ッ♥♥チンポ射精でいぐぅぅぅぅッ♥」 「……!!」 瞳を上向かせ背筋を弓なりに反らせた千代田が感極まった声で叫ぶ。肌蹴た胸元から零れたたわわな乳房が跳ね、肉茎が激しく脈打つ。 次の瞬間、弾かれたように跳ねた男根が精液を噴き……まるで蛇口を全開にしたかの如く放出された精液は宙にアーチを描いて撒き散らされた。 その射精は凄まじく、寝台の側とは逆の壁まで届きそうな勢いで精液が放たれ……粘つく黄ばんだ精液を床にこびり付かせていく。 「ふお゛ぉぉぉぉンッ♥♥お姉ッ♥お姉ッ♥千歳お姉ぇッ♥♥大好きぃッ♥千歳お姉とセックスしたいッ♥セックスぅぅッ♥♥」 激しい射精に痙攣する自身のモノをなお執拗に扱き、狂ったように千歳の名を呼び欲望を叫び続ける千代田。 妹の痴態、心を許していた相手の狂気、自己に向けられた情欲の深さ、それから……様々な衝撃に千歳は瞬きすることすらできず氷つく。 室内から漂ってくる牝の発情臭と栗の花の香りが混濁した匂いが千歳の脳を痺れさせ、思考を麻痺させていた。 「ふう゛ぅ~……あはあ゛ぁ~♥千歳お姉ぇ……♥ここ、ここにぃ……千歳お姉のチンポ欲しいのぉ♥お姉のチンポぉぉ……♥♥」 大量射精の余韻に脱力していたのも束の間……下着を握ったままの手で未だ硬さの残る陰茎を扱き、逆の手で枕元から何かを取り出す千代田。 男根を模した器具、それを口に含んで唾液を絡ませると自身の秘所に押し当て擦りつける……まるで雄を誘う淫乱な牝のような表情で。 「んぎぃぃっ♥千歳お姉ッ♥突いてぇっ♥私のおまんこズブズブ抉ってッ♥姉妹セックスで気持ち良くなってぇぇッ♥♥」 「っ……ぁ……あんな風に、私にされるのを……思い浮かべて……ぅ……」 その行為を幾度繰り返してきたのか、自身の熟々に潤った蜜壺へ荒々しく突き込んだ疑似男根を激しく出し入れしすぐさま喘ぎだす千代田。 千歳の名を呼びながら器具で膣穴を抉るたび彼女の陰茎は激しく跳ね、膣よりの快楽の強さを明瞭に伝えてくる。 妹の淫蕩に浸る様を盗み見する……あまりに異常で背徳的な状況に本人の意思とは裏腹に千歳の体の一部は激しく反応していた。 「う、ぁ……勃起してる、私の……。妹の、ぉ……おなにー、見て……ダメ、駄目なのに……ンンッ♥」 扉の向こうで更に熱の入った自慰に耽る妹の姿を覗き、己のスカートを内から持ち上げる硬く怒張した物体……自身の男根を恐る恐る撫でる千歳。 その途端。想像以上に鮮烈に痺れを伴った疼きが奔り、思わず悲鳴を上げかける。咄嗟に口元を押さえ、室内を伺う千歳。 「千歳お姉ぇっ♥チンポ凄いっ♥お姉チンポぉっ♥ゴツンゴツン来てッ♥お姉もイイのッ!?私もッ♥♥お姉のチンポイイィッ♥♥」 下着を絡めた手で陰茎を摩擦し、膣穴を疑似男根で責める。両性具有者のみが味わえる両性器からの快楽に溺れ乱れ狂う千代田。 その千歳に視姦されていようとは気付かぬ様子で獣の啼き声に近い喘ぎを上げ、姉との仮想性交に耽り続けている。 「だ、めぇ……こんなことっ、妹にオカズにされて……それで興奮するなんて、これじゃ私……変態じゃない、ンくぅぅっ♥♥」 撫でるように緩慢な刺激にも忽ちに硬く勃起しきる千歳の陰茎。もっと強い快楽を求めるかのようにビクビクと跳ね自己主張する。 口元を塞いで必死で声を殺しながら肉竿を握る手の動きを徐々に速め、妹の自慰を凝視しながら興奮に溺れていく千歳。 「チンポぉッ♥お姉のチンポッ♥チンポチンポォォッ♥♥チンポ扱きチンポセックスお姉とするのイイのおォッ♥ンお゛ぉぉぉッ♥♥♥」 「千代田、あんなに激しく私をっ……いけないのに、こんなのダメなのに……止まらないっ、んあっ♥はひっ、はへぇっ……♥♥」 常軌を逸した状況で興奮し、背徳的な自慰を止められない自分。こんな浅ましい姿を妹に見つかってしまえばどうなるか……? 何の躊躇もなく、組み伏せられ犯されるかもしれない。あの自慰のように激しく、卑猥に、熱烈に凌辱され……そんな妄想が更に千歳の手淫を速める。 「イくっ、チンポイくっ♥マンコもイくッ♥千歳お姉とチンポセックスでイグッ♥♥イグイグイグぅぅぅッ♥♥♥」 「だめっ、だめだめだめぇっ……私も、出……んうぅぅッ、バレちゃうっ……んぁぁぁぁぁっ♥♥♥」 もう堪えきれないといった様子の乱れ方で猛烈に膣と肉竿を自責する千代田。同調するように千歳も自制を失っていく。 互いに互いと性交する様を妄想し興奮を頂点まで猛らせ、極限の自慰快楽に耽る姉妹。次の瞬間、両者は同時に限界を越え…… 「孕ませてっ♥♥お姉ザーメンで妊娠させてぇぇぇッ♥♥ン゛オ゛ォォォッ♥♥私もチンポイグウ゛ぅぅぅッッッ♥♥♥♥」 「千代田ッ、私も……ンンンン~~~~~~~ッッ……♥♥♥♥」 淫らな絶叫に紛れ込ませるように己もまた蕩けた悲鳴を上げ、妹と同時に絶頂し精を放つ千歳。 妹が背を反らせて腰を突き上げ、精液を噴水の如く撒き散らす痴態を凝視しながら千歳もまた扉に精液を思うさま吐きかける。 部屋の内外に精汁の青臭い濃密な芳香が満ち、その嗅覚刺激になおも興奮が高まって射精中ながら更に大量の精液を精巣から送り出し噴射してしまう。 「お゛~~~っ♥んお゛ォ~~~……♥♥ちとせ、おねえ……しゅき♥らいしゅきぃ……♥♥」 「ふう゛っ……ん゛ぅぅっ……♥ちよ、だ……ふぁぁっ♥」 大量射精の余韻にビクビクと四肢と男根を痙攣させ、緩慢な手淫で射精の残滓を搾り出し合う姉妹。 荒く息を吐きながらしばし法悦に満ちた意識のまどろみに浸り続ける。永遠にその陶酔が続くかに思われた、その時。 「あっ……?ッ!!」 絶頂の反動で力が抜け、崩れ落ちかけた千歳。咄嗟に踏みとどまり……床が想像を上回る大きな軋みを上げた。 咄嗟に我に返り、萎れた陰茎をスカートの裾に押し隠してその場を走り去る千歳。後に構う余裕など一切ない。 「誰か、いた……?見られて、いた?……あ。」 寝台にぐったりと体重を預け、己の精液をねっとり絡ませた姉の下着を口に含んで恍惚に浸っていた千代田が身を起こす。 殆ど裸同然に着崩していた衣類を羽織り直しながら恐る恐る室外に顔を出すも、そこに既に人影はなく…… しかし。そこに視姦者がいた事を明確に主張するかの如く、ベットリと濃厚に雄臭さを放つ大量の精液が扉を伝い落ち……床に白い池を作っていた。 「あ、れ……これ?この臭い……んちゅ♥んふぁぁぁっ……そっか……そっかぁ、ふふふっ……♥♥♥」 持ち主不明の精液溜まりの匂いを嗅いだ千代田。なんの躊躇もなく精液を掬いとって口に含み……陶酔に満ちた呼気を吐いた。 忽ちに胸に湧き上がった興奮にまたも陰茎を硬く屹立させ、発情した牝の貌で淫らに歪めた唇から妖艶な哂いを漏らす。 彼女の胸に姿を浮かべた人物との、これから始まる快楽と淫蕩の日々……その光景を夕闇の暗がりの向こうに空想しながら。 「待っててね、千歳お姉……♥」 +後書き 486 :名無しさん:2014/06/15(日) 20 09 23 ID OcZ4O/c2 続きは無いんですけどね。 以上にて終了です、この場をお借り致しましたことに感謝。 おっぱいふたなり女性に変態オナニーをさせるのって楽しいです。 また次なにか書く機会がありましたらどうぞよしなに。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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4月29日は国民の祝日の一つ、みどりの日である。 「みどりの日は5月4日じゃないの?4月29日は昭和の日でしょ?」 21世紀に生まれた少女の暁が疑問を投げかける。 ああ、そうだった。昭和の日だったな。 「すまない、間違えたよ。 もうみどりの日が昭和の日に変わってから10年近くになるのに未だに間違えるよ。 俺の父親も今でもみどりの日は4月29日って思っていたし」 「でも昔の人ならむしろ昭和天皇誕生日として記憶しているはずでしょうけど、 みんなみどりの日って思っていますね」 「昭和から平成に変わったのですから天皇誕生日だって変わりますよ」 鳥海と大鯨も他愛のない話に乗ってくれた。 「でもなんで5月4日をみどりの日にしたんだろ? 国民の祝日にはさまれて休みになってたんだから 5月1日を祝日にしたら日曜日の代休もふくめて8連休になったのに」 「5月1日はメーデーで世界では休みになっている事が多いから 何かしらの形で祝日になってもいいのにな」 「でもどうせ私たちにはあまり関係のない話ね」 「そりゃあ俺達のすべきことは日本の防衛だからな。あまり自由に休みは取れないさ。 それに今は第十一号作戦の最中だ。各鎮守府の主力級の艦娘達が横須賀鎮守府に集まり、 深海棲艦打倒の為に日本を離れている。 日本を守る艦娘が少なくなっている今、尚更俺達が頑張らなきゃならん」 「みんな去年の夏の事がよほどトラウマになっているんですね……」 「AL/MI作戦……多くの艦娘が戦いに参加した重要な作戦。 それゆえに本土の守りが手薄になったあの時の… 深海棲艦の大規模な本土襲撃は本当に大変でした」 「司令官とのデートの予定が目茶苦茶になっちゃったからね」 「如月ちゃん!」 「な~んちゃって。でもお盆の時期でしたから艦娘の中には帰省した人達もいましたからね。 去年のこの時期はまだ本土襲撃なんてありませんでしたからGW休暇を取った人もいましたね。 もし本土襲撃がなければ今年のGWもゆったりとできたかもしれないのに……」 「……とにかくあれ以来、体制もがらりと変わった。 その結果君達の自由な時間もほとんどなくなってしまった。 人々を守る為とはいえ君達には苦労をかけ過ぎてしまってすまない」 「気にしないで司令官。そのために私たちがいるんじゃない」 「そうよ。それにみんなが出かけている中で私たちも出かけたりしたら 渋滞に巻き込まれちゃいますわ。そうなったらつまらないでしょうし」 「まあそういう考え方もあるな…… みんな、第十一号作戦が終わるまで頑張ってくれ」 「了解!」 みんなの元気な声が司令室に響いた。 しかし少し前まで日本のその憲法9条が変えられようとしていたのだ。 それは戦争を知らない世代によって。 だが憲法は変わることはなく、少なくとも今は護られたのだった。 ある日突然『彼女達』は現れた。 深海棲艦。そう命名された正体不明の謎の存在により、世界の全てが侵略に晒されたからだ。 日本もその深海棲艦と戦わざるを得なくなったわけだが、 皮肉にも未知なる存在である彼女達との戦いが、 9条を変えてしまう為に論ずる時間を失わせたのだ。 また、世界各国も共通の敵という存在があったからか、争い合うことをやめ、手を取り合った。 過激な武装集団も協力こそしようともしなかったが他の存在を攻撃する事がなくなった。 もしかしたら他の存在に戦わせて疲弊させ、漁夫の利を狙うという考えかもしれない。 このように多少の思惑は入り乱れていたものの、 人類同士の武力を伴った争いはこの地上から消えていった。 それは有史以来初めての出来事だったのかもしれない………… 「て・い・と・く」 「っ!?」 耳元で囁かれた甘い声が、考え事をしていた俺を現実に戻した。 「提督っ!」 「あっ、す、すまない如月、仕事中に」 「わかっちゃいましたか、うまく真似したつもりですのに…」 少し残念そうに落ち込む如月。当人としては上手く真似たつもりだろうけど 微妙な艶っぽさに大鯨との違いが出ていた。 ちなみに大鯨は隣で少し恥ずかしそうにしていた。 「提督、本日の仕事はもう全て終了致しました」 「そうか…………大鯨、如月、今日も一日ご苦労様。本日の業務はこれで終了だ」 俺は最終報告書に目を通し、今日の業務の終了を告げた。 「今日も一日何事もなく終わりましたね。それじゃ司令官、大鯨ちゃんと仲良くね」 そう言いながら如月は部屋から出ていった。 「もう…如月ちゃんったら…… ところでさっき私達の呼びかけに全然応じませんでしたけど……」 「あ、あれはだな…」 俺は仕事中なのに考え事をしていて気付かなかった事を謝りながら、 今日という日に対する様々な思いや不安など、何を考えていたかという事を言った。 「そうですね。確かに深海棲艦が現れて以来人間同士の争いがなくなった気はします」 「だがそれも深海棲艦という、人類全て…いや、地上に生きる者達全てにとっての共通の敵の存在あってのこと。 もし深海棲艦がこの世界からいなくなったとしたら次は人間同士の争いになるかもしれない。 そして艦娘達も人間同士の戦いをさせられるかもしれない」 「そんなことはさせません!それは私達艦娘に受け継がれた戦いの悲惨な記憶が絶対にさせません! 私達が戦っているのは戦争がしたいからではなく、戦いのない平和な世界を望んでいるからなのです。 かつての大戦に参加した兵士達も、みんなそうなのです! 彼等の魂を受け継ぐ艦娘は、平和への意思なのです!!」 普段は控え目で表情も優しく、囁くかのような口調の彼女が いつもとは違うはっきりとした口調で熱く語っていた。 「あ……ごめんなさい、大声あげちゃって……」 「いや、気にしないでいい。君の言う通りだ。 絶対に戦争をしない。その意思こそが大事なことだ」 「ありがとうございます」 彼女の顔と口調はいつものような雰囲気に戻っていた。 激しさのある口調は大鯨ではなく龍鳳のものかもしれない。 彼女は大鯨の艦娘であったが、龍鳳としての一面も時々覗かせていた。 今は『あの時の記憶』が彼女の中にはないが、もしそれが彼女の中に入り込んだら…… いや、考えるのはやめておこう。今はまだ大丈夫なはず。 もし『あの時の記憶』が彼女を押し潰そうとするのなら、その時は俺が支えればいい。 彼女がいつもとは違う姿を見せたからか、 俺もいつもとは違い不必要なまでに不安に思うなんてことはなかった。 「俺は信じるさ。悲劇を知る艦娘達が戦争の悲しみを伝え続け、 戦争のない世界が作られることを… たとえ俺達がこの世からいなくなったとしても、 悲しい記憶を受け継いだ次の世代が、それを伝え続けてくれるはずだ」 「だからそれを伝える次の世代を作りましょっ」 「は?」 いきなりの言葉にそう言うしかなかった。 「最近忙しくてご無沙汰でしたし、連休の中日にあたりますから調度いいかもしれないですし、 作戦もほとんど終わりで、主力艦隊がもうすぐ横須賀に帰ってきますし…」 珍しく真面目そうな話をしていたのになんて凄い話題転換だろうか。 酔った勢い…ではさすがにないな。少しだけ恥ずかしそうだし、 そもそもさっきまで仕事していたのだから酒なんて飲んでいられないだろう。 迫り来る彼女に気圧されながら俺は股間に迫る彼女の手を払えなかった。 払う必要もなかったけど…………その時だった。 「大鯨ちゃん、大丈夫!?」 如月の声が聞こえた。直後にドアが開く。 「ど、どうしたの!?」 「さっき大鯨ちゃんの叫び声が聞こえたんだけど…」 「……さっきの大声出したからそれが外に響いたのかしら……でも…」 「さっき開く一瞬前にドアの方を見たけどどうやら少し開いていた」 「閉まっていたならともかく開いていたら結構聞こえますわ。 でも大鯨ちゃんから司令官を……」 「な、なんでもないから!」 「本当に?」 「今日は憲法記念日だからそれについて言い合ってたんだ」 すかさず俺は言った。憲法が関係した話をしたというのは事実であるから多少は誤魔化せる…はず。 「まあいいけど……うるさくして周りに迷惑はかけないでね。明日も早いし、それじゃ……」 如月は去っていった。冷静に考えたら大声をあげてから如月が来るまで時間があったから、 もしかしたら俺達が夜戦に突入しようとしていたところを見ていたのかもしれない。 あえて言わなかったのは彼女なりの気遣いか。 「もう……如月ちゃんったら……」 「まあ彼女の言いたいこともわかる。今は作戦中だ。 俺達が呑気に楽しんでいるわけにもいかないよ」 「…ごめんなさい、我慢できなくて…… あなただって誰も沈まないでほしいという願掛けのために禁欲していたのに……」 「気にしないで。大人なら過ちは気にせずに次への糧にしたらいいじゃない」 暁がどこかの本で見たようなセリフを言いながら部屋に入ってきた。 「暁!?」 「さっき如月ちゃんとすれ違ったときに司令官たちが夜更かしするといけないから見てきてって言っていたから」 この口ぶりだと俺達が夜戦しかけた時に如月と一緒に見ていたというわけではないのだろう、多分。 「そうね…ごめんね暁ちゃん」 「まあお寝坊しないように私が起こしにきてあげてもいいんだけどね」 「その時は頼むよ。それじゃ、お休み」 そう言って俺達は寝ることにした。 翌朝、起床時間前に暁の寝室へ行ったら暁が寝ていた事は言うまでもなかった。 5月5日は子供の日。端午の節句である。 男の子を祝う日と思われているが、かつては女の子をお祝いする日であった。 ここら辺が雛祭り…桃の節句が 昔は女の子を祝うためのものではなかったということに似てなくもない。 しかし今回は子供の日の祝い事をやってる暇はなかった。 第十一号作戦はあったが、それはもう終わった。今日はそれの祝勝会と、 新たなる仲間、イタリアの艦娘のリットリオとローマの歓迎会を兼ねた催しを行うからだ。 「Vittorio Veneto級戦艦 2番艦 リットリオです」 「Vittorio Veneto級戦艦4番艦、ローマです」 「二人とも、これからよろしく」 「よろしく。でもなぜ私たちが横須賀ではなくここに来たのかしら?」 「確かに……リットリオさんもローマさんも、 かつて私たちが戦った未知なる艦と同じくらいの速度と射程を持った戦艦なのに……」 「リットリオさんたちがイタリア人だから、 私たち駆逐艦娘たちにイタリア語を教えるための教員として ここに迎え入れられたというのがだいたいの理由なのです」 「それだけ……?」 「私だってドイツ語講師としての任務でここに居るのよ」 「あなたはビスk…ビスマルク?」 金髪の女性が話に割り込んできた。ドイツ戦艦の艦娘ビスマルクである。 ローマがさっき言いかけた(であろう)ビス子というあだ名で呼ぶ者もいるらしい。 「いきなりあだ名、しかも不名誉な名で呼ぶなんて失礼じゃないかしら?」 「ではビスケと呼びましょうか?」 「ビスマルクはれっきとした姓なんだからそっちで呼びなさい。 あなたのローマなんて地名じゃない!」 会って早々いきなり喧嘩である。変に拗れたりはしないだろうが早く止めなくては…… 「二人と落ち着け。とりあえずビスマルク、早くスパゲッティを」 「わかったわよ。まったく…なんで私がウェイトレスみたいな真似を……」 「じゃんけんで負けたんだからしゃあないだろ」 「じゃ、じゃんけん……この鎮守府ってそうやって物事を…」 「そんなわけはないだろう。さすがに軍務ならそんな決め方はしないさ。 まあとりあえずスパゲッティを食べよう。 名古屋名物のあんかけスパゲッティとインディアンスパゲッティだ」 「インディアンスパゲッティ、なんてアメリカンな……ってカレースパゲッティじゃないですか!」 「このインディアンは『インドの』、っていう意味だ。カレーといったらインドだからな」 「はぁ…単純ですね…まあいただきますね」 「いただきます」 そう言って二人ともスパゲッティを食べはじめた。 「…………うん、あんかけスパゲッティ、おいしいわね」 「気に入って貰えて嬉しいよ」 「でもカレーのスパゲッティは少し甘いわね」 「甘い!?嘘でしょ、とーっても辛くしたのに…」 暁が!かすんぷしていた。そういやインディアンスパゲッティは彼女に作らせたんだった。 「あんまり辛くしたらリットリオさんやローマさんが食べられないかもしれないでしょう。 だから私がついてあげて味見してあげたんですよ」 「でもちゃんといいって言ってくれたじゃない!」 「あなたのやり方を尊重しましたから。 あまりにも辛かったり甘かったりしたら私が味付けし直しましたよ。 でも甘いといっても極端に甘くなかったし、味付けも甘さ辛さ以外はちゃんと出来てましたよ」 !かすんぷしていた暁を大鯨が優しく諭していた。 「気にしないでいいのよ、少し甘いだけで味はおいしいから。 それにしても……親子仲がよろしいわね」 「えっ?」 リットリオの発言に二人は声を出して驚いた。周りのみんなも驚いていた。 「待てって、それじゃ俺がとんでもない奴になっちゃうじゃないか!二人は他人同士だぞ!」 「あら、この二人は親子じゃなかったの?ごめんなさいね、結構似てましたから」 トンデモ発言に焦った俺に対しリットリオはあくまでも落ち着いていた。 だけど大鯨と暁が似てると言われてもそんなに間違ってはいないと思う。 外見も色合いが似ているし、着ている服も似ているからあまりおかしくはなかった。 「はあ…」 「どうしたのローマ?そういえばさっきから静かじゃない」 「カレー食べた人がパトロールするとかいう組織もあるから、 明日私たちがパトロールに行かされるんじゃないかって思ってね」 なんでこの子そんなネタ知ってるんだろう。 「さすがに軍務関係はそんなことでは決めないさ。 それよりもローマ、君にあだ名を考えてんだが」 「勝手にどうぞ」 「じゃあ…ロムっていうのはどうだ?」 「由来がブルガリアにあるロム川からだったら断るわ」 「違う。ローマ建国の祖となった神ロムルスからだ」 「ロムルス……リュウホウの父親と戦った者かしら?」 「…………君とはきっと話が合いそうだ。ちなみに彼女は龍鳳ではなく大鯨だからな」 そこそこディープなサブカル知識を披露したローマだった。 ちなみにこの鎮守府の艦娘は俺の影響か、突飛な話を聞いても 『ああ、なんか漫画やアニメとかの話か』と思って流すらしい。 「まああだ名の件は考えておくわ」 「じゃあ私にも考えてみてくれないかしら?」 「ならば君は……リタ、だな」 「……それ、私の本当の名前ですよ」 「なんだって!?」 俺は思わず大声を出して驚いた。 「知らなかったのですか?」 「ああ…『リタ』はリットリオとイタリア、両方に通じそうなネーミングだと思ってな……」 「でも私がリタって名付けられたのも リットリオ・イタリアの艦娘になる運命を表していたのかもしれませんね。 提督、ここに集まったみなさんはきっと運命にひかれたのだと思っています。 私やローマがやって来たのも日本国とイタリア国を結ぶ懸け橋になるためだと思います。 みなさん、これから妹共々よろしくお願いしますね」 「ああ、よろしくな」 こうして、色々あって歓迎会はいい雰囲気で終わったのだった。 「ねぇ~、あなたぁ…作戦が大成功したのですから早くしましょうよ~」 「私がここにいてもお邪魔ですから、この辺で失礼させていただきますね。 じゃ、大鯨ちゃんと燃えるような夜戦を楽しんでね」 「如月、お前も介抱するのを手伝……ああっもう!」 ……歓迎会はいい雰囲気で終わったのだが、妻が飲み過ぎたのである。 もう大鯨にしろ、とでも言いたくなるが、 歓迎会の最中には一切酔っ払っていなかったのでまあ少しは…と思うしかなかった。 「ほらほら、提督の猛《たけり》だって我慢しきれないようですよ」 彼女はそう言うや否や俺のズボンのチャックを下ろした。 「あら……元気ないですね……でも大丈夫です。私がすぐに元気にしてあげますから」 そう言って躊躇いもなく俺のちんちんをしゃぶり始めた。 こんなこと最近やってなかったせいか俺のものがすぐに大きくなった。 最大まで大きくなった後も彼女の口での奉仕は止まることはなく、 むしろさらに激しくなった。しばらく射精していなかった為当然…… びゅるん すぐに達してしまったのだ。 彼女は驚くこともなく、ただ口内で俺の欲望を受け止めていた。 「ん……カルボナーラよりも濃厚でこってり……」 酔っているせいで感覚が少しおかしくなったのか、 それとも酔っ払いを演じているのか、 俺には分かりかねていた。 「でも口に出しちゃうなんて勿体無い……ココに出してほしかったのに…… だけどまだまだ元気みたいですね。今日は子供の日だから子作りしまし…………」 最後は言葉になっていなかった。彼女は酔いつぶれたのか寝てしまっていた。 俺は正直まだまだ満足しきっていなかったが、俺も疲れからくる眠気には勝てなかった。 一週間以上休みなしだったからなあ……しかも明日から横須賀で報告会があるし…… 俺は愛する妻を抱きしめながら眠気に身を任せ眠りについた…… 5月10日は2015年5月の第二日曜日、つまり母の日である。 「私が働かなくていいのでしょうか……」 「今日は母の日だ。鎮守府の母も同然な君も休むべきだよ。 君はいつも働いてばっかりだからね」 「鎮守府の母も同然、ですか……でも私は本当のお母さんになりたいです……」 彼女の望みはわかっている。今はもうやることがないのなら、するべきことはただ一つである。 俺は彼女を後ろ向かせた。そして既に準備できていた所に 俺のちんちんを突っ込み、激しく動かした。 「ん……気持ちいい……」 かなり久々だったからか、彼女はとても嬉しそうな声を上げた。 「あんっ……もっと……奥……強く……」 彼女の艶かしい声に俺の腰の動きも早くなる。 そして久々のセックスだった為かすぐに果てた。 「ああ……奥に……たくさん……中に……」 随分と待ちわびていたかのように、彼女も達していたようだった。 実際結構な期間してなかったからなあ。 「これで…赤ちゃん……できるかな……」 バックでのセックスは子供が出来やすいという俗説がある。 実際深い所にささるから精液が子宮内に入りやすいという話もある。 しかしそんな理屈よりもまるで獣の交尾のようなセックスに興奮を感じるというところもあった。 鯨の交尾は向かい合ってするものというのは今は忘れよう。 俺達はただ欲望のままに交わり続けたのだった。 「久々だったので沢山しちゃいましたね……」 彼女はとても蕩けた表情だった。 「来年の母の日はきっと本当のお母さんになれるかな…… もしなっていたらどんな気持ちになっているんでしょう……」 そしてまだ見ぬ日々を夢想する彼女。 「……今までごめんな。ずっと君をじらしてしまって……」 「いいんです。待っている間、とても思いが募りましたけど、 でも今のこの瞬間が訪れることを考えていたら、待たされるつらさも心地よくて…… それにあなたとずっと一緒にいたから何気ない日々もとても輝いていました。 ……これからもよろしくお願いしますね」 俺も彼女と同じ気持ちだった。 地上の愛と正義の為に戦う俺達にゴールデンウィークなんてなかった。 だけど、愛する人と過ごす何気ない日常は金色に輝いていた。 彼女と出会ってもうすぐ一年。あの日から俺の人生は変わった。 彼女とまだ結ばれていない時も金色に輝く日々だった。 そして彼女と結ばれて以降、もっと輝いていった。 これからも色々なことがあるだろう。 でも、愛する人が一緒にいてくれるならその輝きは消えることはないだろう、永遠に…… ―完― +後書き 以上です 前書きで独自設定多数の注意書きを忘れてました ちなみにタイトルはもともとゴールデンウィーク中に投稿する予定だったものの名残です 母の日関係のタイトルが思い浮かばなかったので母の日の話も混ぜました それではまた これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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管理・運営スレに書き込まれたレスは議事録としても使用するので議論等に関係ない、議事録として残す際に不適当と判断されたレスは削除されます 議事録とは 【例】ある会議の議事録 部長「今月の売り上げをどうやって作るのか?」「新規先を回るのか?」 「それとも既存先にいくのか」「そうそう新規先といえば、例の大曲商事の方はどうなってるのかな?」 「最近訪問した、あの何て言ったかな?日本ベースボールの案件は取れたのかな?」 「日本ベース商事はどうなっているのか?最近売り上げが落ち込んでいるようなんだが・・・」 というように、単なる会話ログの場合、整理されていない為内容が理解し難いです。 これを「議事録」で書くとすると、以下の様になります。 当月営業拡大策について (←内容を要約したタイトル) 当月の売上目標達成の為に対象ターゲットを新規先、既存先かかわらず検討すべきである。 特に、新規先の大曲商事、最近訪問先の日本ベースボールの進捗確認が必要と考える。 加えて、日本ベース商事の売り上げが落ち込んでいる件は調査が必要である。(部長) http //www.insource.co.jp/businessbunsho/gijiroku_by_insource.htmlより引用、一部改 流石にここまできちんとするのはしんどいので、運用議論に関係ないレスを削除し議論をスリム化することで一応議事録としての体裁を整えている訳です。 まーそれならまとめwikiにきちんと議事録作れって話なんですが、そこまで器が広くないので無理です、面倒 一応、それに対するフォローとして過去ログにて削除の前のレス閲覧は可能です http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/410.html
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RJ改二非エロ小ネタ ついに龍驤が改二レベルに達した。 「待ちに待った改二や!さ、早く改装してや!」 改二にした。 「……なんやその目は。言いたいことあるんなら言うてみい」 「……そこは未改装なんですね」 提督の言葉に一瞬沈黙が発生する。 「ぷっ、ハハハッ。アハハハハハ」 (あれ?怒らない?いつもみたいに『最低やアホ!おっぱい星人!』とか言わないな。改二になると気にしなくなるのか?) 龍驤はけらけらと笑いながら提督の肩を叩く。 「アハハハハハハハ―殺すぞ」 (よりキレてる!?) 不知火三割増しぐらいのドス 「何や、期待したウチがあほやったんや。改二なったらもっとウチのことちゃんと見てくれるって。なんやねん。ウチがアホみたいやん……」 そう言って俯いたまま肩を震わせる龍驤。 まさかの反応にどうすることもできない提督。 しばしの沈黙。 「顔をあげろ龍驤」 「……」 「こっちを向け」 沈黙を破り、提督が口を開く。 「お前の言う通り。俺はおっぱい星人だ。だがお前はおっぱい星人というものを誤解している」 「は?」 「でかいおっぱいが好きな者。それはただの巨乳好きだ。真のおっぱい星人は大も小も愛でてこそ!」 全く意味の分からない意志の強さを感じる提督の言葉。 その意志の強さを他に活かせばもっと評価も上がるはずだが。 「小には小の、小にしかない良さがある! 小さいことをコンプレックスにして恥じらうもよし。 興味ないと言わんばかりに女を意識させないのもまたよし。 小さなおっぱいには無限の可能性がある」 熱くおっぱいについて語る提督。 その情熱を他に活かせればもっと(ry 「そんな小さいおっぱいが、いや。龍驤。君が好きだ」 「……アホ」 小さくそう吐き捨てる龍驤。 しかしその顔にすでに涙は無かった。 瑞?「龍驤がやられたようだな」 ?鶴「奴は我ら貧乳空母四天王の中で一番の小物(レア度的な意味とおっぱい的な意味で)」 大?「おっぱい星人相手にチョロインとは、四天王の面汚しよ」 ムシャクシャはしてないけどやった。 今は反省している。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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提督×不知火の続き 昨夜は徹夜になるかと思われた仕事をなんとかこなして就寝した提督。 だがその眠りは股間への生暖かい感触によって妨げられた。 目の前にはそそり立った肉棒を無表情でしごいている不知火がいる。 「…不知火?」 「おはようございます司令」 「…何してるんだ?」 「早めに起きましたので執務室へ来たのですが 指令のが随分張っていいらっしゃったので処理をしています」 確かに疲れているときは朝立ちしやすい。 疲労による生存本能がそうさせるとか聞いたことがあるが とりあえず問題はそこではない。 「いや、だからと言ってだな…うっ…」 否応なく与えられる快感に流されそうになりながらも抗議の声を上げる。 「それに欲求不満で仕事に支障が出ても困りますので」 「くっ…そんなことは…ないと…」 快楽に流されないよう必死に我慢する提督。 「なかなかでませんね、仕方ありません」 そう言うと不知火はスパッツをずらし、提督の上にまたがるとそのまま腰を下ろしてきた。 ズブズブと多少の抵抗を見せつつも既に濡れそぼっていた不知火の割れ目に肉棒が飲み込まれていく。 起きたてで混乱していて気づかなかったが、どうやらしごきながら自分で弄ってでもいたのか すでに迎え入れる準備はOKな様子だった。 「不知火、お、お前はじめっからこうするつもりだったんじゃ…」 「…ンッ…! な、なんのことか不知火にはわかりません」 提督の意思など関係ないとばかりにぎこちなく腰を動かす不知火。 その動きに股間が刺激され、提督も無意識に腰が動いてしまう。 「で…ですので…ん…早く出し…てください」 「そ、そういわれてもな…」 グチュグチュと卑猥な音を立てる結合部、二人共我慢の限界が近づいてきたその時だった。 バターン! 「ちーっす、提督おっはよー!……って……えぇぇぇぇ!!!」 普段執務室に来ることなど滅多にない鈴谷が部屋の扉を勢いよく開いて入ってきた。 固まる三者。 「ちょっ! マ、マジ!? 朝から何してんのよ! マジ信じらんない!」 顔を真っ赤にしてキャーキャー喚き始める鈴谷。 「…司令が欲求不満だったようなので不知火が処理しているだけですが何か?」 「な、何か?じゃないっしょ!?」 「ちょっとまて! 人のせいにするな!…ッ!!」 急激に不知火の膣内の締めつけがきつくなる。 よく見ると表情こそ変えないものの顔は真っ赤だ。 さすがに突然見られて羞恥心が湧いてしまっているというところか。 「そういう事ですので早く済ませてください司令」 そう言うと再び腰を動かし始める不知火。 きつい締めつけのせいで再び硬さを取り戻す肉棒。 「え? ちょ…マジで!? なんでそこで続けるのよ!!」 「…ん!…鈴谷さんが…はぁ…部屋から出ていかれれば…解決することでは…?」 「そ、そういう問題じゃないって…え…? マ、マジ? す…すご……」 手で顔を隠している鈴谷だが、指の隙間からしっかりと結合部を凝視している。 そこは既に愛液で濡れて卑猥な音を立てながらお互いの体がぶつかり合っている。 「うっ…不知火…!」 「ッ! 司令…!!」 ドクンドクン!! 二人の声と同時に不知火の膣内に精液が注ぎ込まれる。 そして入りきらなかった精液が結合部から流れ出る。 その様も鈴谷はもはや言葉も出せずにあぅあぅと顔どころか体まで真っ赤にして見つめている。 どうするんだこれ…そう思っていた提督の腰の上で不知火が鈴谷の方を向き、ふっ…と勝ち誇ったような表情を浮かべる。 それを見た鈴谷は「う…うわぁ~~ん!!」と一目散に部屋から逃げ出してしまったのだった。 その日は定期訓練の日だったのだが 鈴谷は体調不良を申し立てて部屋に篭っていた。 もちろん体調不良ではない。 原因は朝に見てしまったアレである。 耳年増な彼女ではあるが実は自分は未体験でしかも本番を見たのは初めてだ。 朝からエンドレスであの場面が脳裏に再生されて、その度に枕に顔を埋めてジタバタしているのだった。 (す、すごかったなー…本物はあんなにエッチぃんだ…) もう今日何度目のことか、手が股間に伸びてしまう。 下着の中に指を入れ、割れ目を弄りつつもう片方の手で自分の胸を揉み始める。 「ぁん…ってゆーか…マジであんなに大きいのが入っちゃうんだ…」 そう呟きながら細い指を割れ目に沈める。 「あっ…!」 ビクッと体を反らせながら指を出し入れする鈴谷。 「…これよりもっと大きいんだよね…あんなのが入ったら…どうなっちゃうんだろう」 自分の中に肉棒が入っているところを想像しながら激しく指を動かし… 「…ッ!」 軽い絶頂に達する鈴谷。 ハァハァと息をつきながらふと時計を見る。 時刻マルヒトマルマル、それをみた鈴谷はノロノロと服装を直してぼんやりと部屋を出ていった。 今日は仕事も早めに終わったため久々に部屋に戻り早めに就寝した提督。 だが胸の上に何かに乗られているような息苦しさを感じ、目を覚ました。 そこにいたのは… 「……へ、へへー、ちーっす」 「……何やってんだ鈴谷…」 「何って…ナニに決まってんじゃん」 頬を染めた鈴谷が提督に馬乗りになり、提督に顔を近づけていた。 「ナニって…お前意味わかってるのか」 普段から遊んでいるような印象の彼女だが、朝の印象を見るにおそらく未経験だ。 今も手を股間に這わせてはいるが力加減が滅茶苦茶でまったく勃起はしていない。 「まったく…」 「わっ」 ため息をつきながら鈴谷の腰を掴んで持ち上げ対面に座らせる。 大方の理由はつく、朝にみたアレのせいだろう。 だからといって勢いに任せて彼女を抱くというのもそれはそれで何か違う気がする。 「朝のアレは…まぁ、言い訳のしようもないが」 「ち、違うし! 別にあんなの見せつけられて悔しかったとか全然思ってないし!!」 ムキになって否定しようとする鈴谷だが思いっきり悔しがっているのがバレバレだ。 「第一お前初めてだろう、それなのに焦ってわざわざ俺のところに来ることはない」 優しく諭す提督に図星をつかれて真っ赤になる鈴谷。 「…だってさ」 「ん?」 「あんなことに全然縁なさそうな不知火に先を越された上に馬鹿にされて悔しくないわけないじゃん!!」 「あー…」 鈴谷が部屋を逃げ出すトドメになった不知火の笑みを思い出す。 まぁ確かに逆の立場だったら悔しいと思うかもしれないかもなぁ、そんなことを思いながらも一応説得を続けようとするのだが… 「そ…それにさ…私、提督のこと、別に嫌いじゃないし…いいかな…って」 そのまま顔を真っ赤にして黙ってしまう鈴谷。 数秒間の沈黙 おもむろに提督が鈴谷の両手を掴むとそのまま布団に優しく押し倒す。 鈴谷は驚いた顔をするが全く抵抗をしない。 「本当に…いいんだな?」 「だ…だからさっきから…いいって言ってるじゃん…」 視線を泳がせながら鈴谷は赤い顔で答える。 「…わかったよ」 腹をくくった提督は鈴谷のブレザーを脱がしていく。 鈴谷は黙って提督のするがままに任せている。 前をはだけさせてブラのホックを外すと豊かな双丘が提督の目に飛び込んできた。 「…ヤ、ヤダ…マジ恥ずかしい…あ、あんまり見ないで…」 普段の強気はどこへやら、消え入りそうな鈴谷の声を聞きながら提督は鈴谷の胸に手を伸ばしていく。 「…あっ…やっ…ん…」 提督の手の中でムニムニと形を変える鈴谷の胸。 キメ細かい肌に汗が滲んでしっとりとした肌触りを楽しみながら 次はピンク色の先端を人差し指と中指で挟んで刺激してやる。 ビクンとはねる鈴谷の体、どうやらここが弱いようだ。 「鈴谷はここが弱いのか?」 「あっ…そ、そこダメ! はっ…あん!!」 両手で胸を揉みしだきながら指で乳首を弄る提督。 その度に彼女の体はビクビクと反応する。 「本当に弱いんだな」 そう言いながら顔を近づけ、鈴谷の乳首に舌を這わせる。 (ダメェ…なにこれ…自分でするのと全然違うよぉ…) 未知の感覚に翻弄される鈴谷、さらに提督の舌は乳輪をなぞり、乳首を甘噛みしながら先端を刺激する。 「あん!…それダメ! 提督っ…それダメだってばぁ!」 言葉とは裏腹に体をよじらせながら快感に耐えようとする。 そんな鈴谷に愛撫を続けつつ提督は空いた手を彼女の股間に滑らせた。 一瞬足を閉じようとした鈴谷だが、すぐに力を抜き提督に身を任せる。 初めて男の手を受け入れるそこは既に十分濡れており提督は数回指で割れ目をなぞった後 ゆっくりと中指を鈴谷の中に挿入した。 ズブズブと飲み込まれていく指の感覚に鈴谷は翻弄される。 (ヤダ…ゴツゴツしてて…中に引っかかってすごいよぉ…) そのまま指を前後させると奥からはどんどん愛液が溢れ出して肉襞が指を締め付けてくる。 「て、提督…」 「ん、なんだ?」 「そっちばっかりずるいってば……鈴谷何もしてないじゃん」 「あー……なら、口でしてもらえるか」 そういうとちょうどシックスナインの体勢になる二人。 すっかり張り詰めたテントを慣れない手つきでジッパーを下げ、飛び出た肉棒に鈴谷は一言 「う、うわ…きも…」 「…きもいとか言うな」 「し、仕方ないじゃん。こんなふうに見るの…は、初めてだし。え、えっと…こうかな…」 そう言いながらゆっくりと肉棒を口に加える鈴谷 咥えたままぎこちなく舌で先端を刺激してくる。 動作は拙いがそれが逆に提督を興奮させ、肉棒は鈴谷の口の中でさらにビクビクと反応しながら大きくなっていく。 (変な匂い…でもなんかすごくエッチなことしてるよね私…) そして提督も鈴谷の中に舌を挿入し、かき回し始める。 (ヤダ…ダメだって…力がもう入らないよぉ…) ガクガクと腰が砕けて鈴谷の下半身は完全に提督に預けられてしまう それでも必死に口で刺激を与える鈴谷だが、快感に耐え切れずに思わず肉棒を口から離してしまう。 「提督…ちょ、ちょっとまって…もういいから、そ、その…お願い…」 鈴谷の言葉の意味を悟った提督は秘所から口を離し、鈴谷に覆いかぶさる。 そして 「本当に…いいんだな?」 「……うん」 顔を真っ赤にしながら涙目で素直に頷く鈴谷、普段もこうなら可愛いのにな と思いながら濡れそぼった秘所に肉棒を当て、侵入をはじめる。 「…っ痛」 先端を入れたところで痛みを訴える鈴谷。 「鈴谷、ゆっくりするから力を抜け、ゆっくり深呼吸してみろ」 「う、うん。わかった…」 鈴谷の呼吸に合わせ、欲望が少しずつ侵入していく。 そして途中で先端が抵抗にあった 少し躊躇した後、力を入れて進むとプチっという感覚とともに鈴谷の体に一瞬力が入り、また抜けていく。 「鈴谷…」 「…へへっ、これで私も大人だね」 必死に笑みを浮かべる鈴谷、結合部からは初めての証である血が流れてくる。 「…もう少しだからな」 そう言うと再びゆっくりと挿入を開始し、ついに一番深くまで到達した。 「本当に…全部入っちゃった…」 結合部を見ながら鈴谷はぼんやりと呟く。 「じゃあ…ゆっくり動かすからな」 「うん…」 先ほどと同じ様に呼吸に合わせてゆっくりと引き抜き、また挿入していく。 最初の方こそ抵抗がきつかったが、だんだんと抵抗が少なくなって言うと同時に鈴谷の声にも徐々に喘ぎ声が混じり始める。 「…あっ…あっ…くぅん」 「鈴谷、もう大丈夫か」 変化を感じ取った提督が鈴谷に尋ねる。 「う、うん…まだ少し痛いけど…なんか変な感じ。大丈夫だから…動いても」 それを聞いた提督は抽出のスピードを早めていく。 必死にこらえてはいたのだが、鈴谷のきつい締めつけに既に限界が近かったのだ。 鈴谷の脳裏に朝方の提督と不知火の最後のスパートが再生される。 (あっ…す、すごいよぉ! わ、わたし変になっちゃうっ!!) 快感を逃がすまいと無意識に提督の背に鈴谷の手と足が絡まる。 提督はラストスパートと言わんばかりに猛烈な勢いで鈴谷に欲望を叩きつけていく。 コツンコツンと子宮に提督の先端が当たるたびに鈴谷の身体はビクンビクンと跳ねる。 お互いが限界に近づき… 「やっ!やっ!イク!イっちゃうぅ!!」 「クッ…鈴谷ッ!!」 ぎゅううっと締め付けられる鈴谷の膣内、ぎりぎりで抜いた肉棒から鈴谷の腹に大量の精液がぶちまけられる。 (…あぁ…すごく熱い) 絶頂の余韻に浸りながら鈴谷はぼんやりと腹に出された精液を見つめるのだった。 後始末をして服も着終わった鈴谷と頭を抱える提督。 (またやってしまった…流されるにも程がある) そんな提督をいたずらっぽい目で見ながら鈴谷は提督に声をかける。 「ちょっと提督ー。まだ肝心なことしてもらってないんだけどー?」 「…まだ何かあったのか」 「そうだよ~、だってまだ一回もキスしてくれてないじゃん?」 本番までしておいてなんだが実はあえてしなかったのだが、鈴谷としてはご不満らしい。 仕方なく唇を重ねてやる。 ごく短い時間の口づけだったが 「…へへー…提督、あざーっす♪」 鈴谷としては満足したらしい。 「じゃーねー提督、まった明日ー!」 元気よく部屋を出ていく鈴谷とは裏腹に提督は重いため息を付かざるを得ないのであった。 翌朝 執務室に入ると既に不知火が仕事の準備をしていた。 「おはようございます、司令」 「ああ、おはよう」 「ゆうべはおたのしみでしたね」 固まる提督 提督が口を開くよりも早く不知火から 「鈴夜さんが自分で言いふらしてましたから」 となんとなく予想がついた答えが返ってくる。 (あ…あのバカ…) おおかた自分が初めてだったことは都合よく隠して 「まぁ提督も私にかかればチョロイもんだし?」 みたいな事を言いふらしているんだろう。 それはそれとして… 「……」 怖い、不知火の目が。 無言のまま手に持った大量の紙束を提督の机にドスンと置く。 「では司令。この書類を『今日中』に決済お願いします」 どう考えても今日中に終わる量ではない。 「い、いや。これ本当に今日中に終わらせる必要のある……」 「 な に か 問 題 で も ?」 「はい、すいません」 そしてその日一日、提督は針のむしろに座ったまま終わりの見えない仕事に励むハメになったのであった。 後日談 見回りをしていた提督と不知火の前にまるで待ち伏せしていたかのように 「お、提督じゃん。ちーっす!」 と満面の笑みで現れる鈴谷。 「司令に何か御用ですか?鈴夜さん」 殺気満々の不知火をスルーしつつ鈴谷は提督の腕に自分の腕を絡めると 「見回り中なんでしょ? 私も行くー」 とじゃれてきた。 反対側の提督の腕を取り、鈴屋から離そうとする不知火。 「仕事中ですのでご遠慮下さい」 「えーいいじゃん、減るもんじゃないしさー」 「減ります(司令分的な意味で)」 傍から見れば両手に花の状態なのだが胃に穴が飽きそうな提督であった。 おしまい
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「たりめーだろ!俺が一番強いんだからよッ!」 南西諸島の青空の下。海底へと沈みゆく敵艦を見下ろしつつ、勇ましいガッツポーズが天を貫く。 「天龍ちゃんお疲れさま~」 二番艦の龍田が旗艦の天龍へと寄せる。 「おぅよ。とはいえ空母二隻相手とかさすがにキッツイわ…」 レベル上げなら2-1とかでイイじゃねーか、とぶつぶつ言う彼女の装甲は甲板に爆撃を受け、若干の被害を被っていた。 脱げない程度に。 「でも連れてきた駆逐艦ちゃんたちもケガなかったしー、任務は見事に達成ね~」 「おぅ、お前らちゃんと経験値ゲットしたか?!帰んぞ!!」 鎮守府に向け回頭する天龍と龍田に追随し、新米駆逐艦たちは不慣れな長距離航海にふらふらした波線を描きつつ後に続いた。 「天龍ちゃん帰ったらドック入りだねぇ」 「ちぇ、龍田は無傷かよ…。まぁしかたねーなー。戦線離脱はしたくねーけど」 「勇ましいねぇ。天龍ちゃん、男の子に生まれたら良かったのにね~」 「あー、まったく。そうしたら剛勇無比の最強戦艦の誕生だったのにな」 フハハと笑う天龍。 水平線しか見えるもののない、若干退屈な帰投中。何気ない姉妹艦の会話。 怪しい光を帯びた龍田の目を見逃したことは、天龍の一生の不覚であった。 「天龍ちゃん、おはよ~」 「……ん……」 目覚めた視界に飛び込んできたのは、見慣れた工廠の天井。龍田の間の抜けた顔。 帰投後、幸いにも赤城の修理が明けたばかりで空席だったドックに突っ込んで…丸一日。 「…小破だった割には、意外と時間掛かったんだな」 上半身を起こし、豊かな胸を無造作に揺らしつつ伸びをして、自分の身体を見直す。修復上がりは装甲板なし、いわば全裸に武装のみの状態である。 旧式ながら馴染みの主砲、14cm単装砲。 提督にムリを言って換装してもらった、20.3cm連装砲。 そして新装備、股間の15.2cm単装砲。 ……? 全裸であぐらをかいたまま、天龍は自分の股間を見直した。 ある。間違いなく。 見に覚えのない股間に。屹立する単装砲が。 「なにか気になることでも~?」 「……コレハ?」 ショックのあまり青ざめたカタコトで、同じく全裸の龍田を見上げる。 やわらかそうな下乳。男なら垂涎もののアングルだ。いやそんなことはどうでもいい。 「うふ。寝てる間にぃ~、ちょっと男の子っぽくできないかな~って。ムリ言って付けてみてもらったのよー」 「あ~なるほど!これこれ!こういうの欲しかったんだよ!早くブッ放してぇなぁ」 笑顔で視線を交わす姉妹艦。 「………なんて言うと思ったか?!揚げるぞこのアホ艦!龍田揚げにすんぞ!!!」 「ぐぇ、クビ絞めないで天龍ちゃん…」 「とっとと外せ!カッコ悪い!」 「それがね~、」 言いにくそうに視線を逸らす龍田。 「ちょっと接合にムリがあったらしくて~、全弾発射してからでないと危なくて外せないんだって~」 「え、ちょ……全弾って、何発?」 「200。フル装填済で~す」 ショックのあまり言葉のない天龍に、龍田が背後からにじり寄る。 「だからぁ~…」 龍田は天竜のハダカの背に豊かな素胸を押し付けつつ、そっと股間に手を伸ばした。 「な、何を?!」 びくん、と全身で反応する天龍を抱きしめつつ、白魚のような龍田の指が無骨な15.2cm砲を撫でさすりはじめる。 「責任とって…最初は、わたしが何発か発射させたげる……」 耳に熱い吐息を絡ませつつ、そう囁いた。 「…いや?」 「………し、…仕方……ねーな…………」 最悪の恥ずかしさ。事態をどうにか好転させたいという理屈。そして。 砲に触れられるたび、身体を震わせる気持良い指の感触。――本能的な、期待感。 「………やさしく、やれよな…」 顔を真っ赤にしつつも小さく呟く自分を、天龍はどこか遠くから眺めているような気がした。 「さて、じゃまずはお口で一発…」 おずおずと正面から近づいた舌に、股間が舐め上げられる。 「…ひっ」 指とは違う、未知の感覚。やわらかい生暖かい感触。 そして親しい姉妹艦にそんなことをさせている背徳感。天龍の砲は、最大仰角で発射準備を整えてゆく。 「……く…」 髪を掻き上げ、砲の先端を口に含んだ龍田のショートヘアを、天龍は呻きながら思わず手で抑えた。 (…天龍ちゃん、かわいい) 龍田は普段は絶対に見せない表情であえぐ天龍の姿に気を良くし、指先、舌、唇、喉まで使って全力で砲を愛撫する。 「…く…っ……龍田……龍田ぁ……もう、オレ……」 「…もううひたい?うってもいひよ~」 喘ぎに答えつつ、咥えたモノは離さず責め続ける。 「………っ!あああああ…あっ…!」 幾度目かの、龍田の舌先が天龍の先端を滑った瞬間。 「…う…あッ…!」 目の前で、夜戦の砲撃のように光が弾ける感覚。…轟音。 座った姿勢のまま竜骨を大きく反らし、豊かな胸を振り乱して、天龍は果てた。 「っく……はぁ、…はぁ…」 一気に吹き出した汗が背を滴る。目が回る。 気持ちいい。死にそうなほど。…これこそ、未知の感覚だ。 「ふふ。気持よかった?天龍ちゃん」 「……」 立ち込める硝煙のニオイ。天龍には返す言葉も余裕もない。 「さぁて。お次は艦内に発射してみようか~?」 「う、うぁ、龍田あぁ………やめッ……撃った、ばかり…感じすぎるから…やぁ……!」 力ない抵抗を無視して押し倒し、龍田の手がぬるぬると容赦なく扱き上げる天龍の15.2cm砲は、即座に次射が装填され発射準備が整ってゆく。 「…ん、…あは…おっきくなった……じゃ、誘導するね~…」 「あああ…熱い…ッ!お前の、…なか…ッ!」 大きく足を開いた姉妹艦が、屹立した自分の砲を、ゆっくりと上から飲み込んでゆく。 ぬるぬると、とろけるような、吸い込まれるような。感じたことのない感覚が、全船体を震わせる。 「あたしの中、気持ちいい?天龍ちゃん?」 「だめ、う、動かないで…あ、やめ、あぁぁっ!ま、また…撃っちまううぅぅ…!」 「いーよぉ、どんどん発射して…熱いの全弾、ちょうだいな…」 腰をゆっくりと上下させつつ、全力運行のボイラーのように赤く熱く、とろんと上気した龍田の顔。漏れ伝わる吐息。柔らかな肌。…甘くやさしい、女の匂い。 「んぁ…!」 ふしだらに固く屹立し、緋く色づいた自分の胸の先端を不意に両方同時に摘まれ、痺れるような快楽にカラダが跳ねる。 「ふしぎぃぃ。キモチイイのがあたしの中にあるのに、目の前で天龍ちゃんのおっぱいが揺れてるなんて~」 「やっ、う、うぁ、あああぁぁっ……龍田、それ気持ちいい、気持ちいいよぉぉ……」 こりこりと絶妙な力加減で摘まれる両の船首から伝わるぴりぴりした快楽が、感じる自分を見下ろしている龍田の視線が、腰の奥をじんじんと熱くする。 目の前の龍田と同じように女の顔、女の声で鳴く自分がとてつもなく恥ずかしい。たまらず両手で覆った真っ赤な顔、ぎゅっと閉じた瞳に、思わず涙がにじむ。 潤滑油を溢れさせながら、自分の股間のモノを根本まで飲み込んで。自身も豊かな双丘をふるふると揺らしつつ、じゅぷじゅぷと淫らにくねる龍田の細い腰。 もう――耐えられそうにない。 「龍田…悪ぃ…先に…イ…クぜッ…!」 絶え間なく三点から与えられる快楽は、やがて喫水線を越え―― 「~~~~!!」 姉妹艦と接続したまま、天龍は轟音を発し、艦体全てを震わせながら、三番大砲を幾度も発射した。 「あらぁ?まだ10発位しか撃ってないけど~」 「も…もうムリですスミマセン…」 うつ伏せになって滝のように汗を流しつつ肩で荒い息をする天龍は、連続発射に股間の砲が燃えるような感覚を味わっていた。 対して龍田は肌こそ汗ばんではいるが、まだまだ余裕の表情である。 「お…お前、巧すぎないか…?」 「そうかしら~?艦隊の中では普通のほうだと思うけど~」 「…みんなそんなにベテランなのかよ…」 「演習の次の日とか、キラキラしてる子いるでしょう~?」 無言で頷く天龍。 「あれって提督にご褒美いっぱい貰ったからなのよ~?ベッドで」 「あのキラキラってそういう意味だったのか?!」 それは提督絶倫すぎね!? 「と…とにかく、お前相手じゃもうカラダ持たねぇ…今日は終了で…」 「あらぁ~。じゃ残りの190発は~?」 「じ…自分でなんとか…処理、しても、良いし…」 顔を赤らめて言う天龍を、龍田はニヤニヤととても楽しそうに眺める。 「爆発物処理、頑張ってねぇ~。協力して欲しかったらいつでも言って頂戴な~」 「…ッ!そもそも誰のせいだ誰のッ!!」 ひらひらと手を振って去る龍田に、手近なドラムカンを投げつける。 くそ!恥ずい!超恥ずい!しかも邪魔ッ!なんだこの砲ッッ!! 訂正する。 …男になんか、死んでもなりたくねぇッ!! (おしまい)